ワンダフル・ジャパーニーズ・ネイチャー*空海と妙見信仰・・☆
〜新緑の映える鎮守の森・星田妙見宮の参道〜
非常事態宣言解除に伴い、
久しぶりに他県へ参拝に行きました。
最初に訪れたいと思っていた聖地は
大阪府交野(かたの)市に鎮座される
星田妙見宮
です。
此処は20年以上前に参拝へ
行った事がありましたけれど、
兵庫県のお客様のご自宅へお邪魔をした時、
星田妙見の護符が目に入り
異常な懐かしさと改めて『妙見信仰』ゆかりの地へ
訪れたくなり・・。
20年も経って訪れると
新たな発見も多々あります・笑。
京都市内から高速で約40分。
交野市はひっそりとした里山の様な場所。
縄文中期の遺跡後に住宅が建ち並んでいますが
傾斜の多い独特の地形は
太古の遺産を感じさせてくれます。
また交野市は神秘の伝説が多く存在し
『星』が付く名称から分かるように
『七夕伝説発祥の地』
『天神が降臨した地』
など宇宙との繋がりを示す伝説があります。
そんな住宅地を抜けるとこんもりとした
鎮守の森と妙見山が見えて来ます。
鬱蒼とした木々に囲まれている参道へ足を踏み入れると
其処は別世界!
参道を進んで行くと御神木の『親子杉』が
出迎えてくれます。
星田妙見宮は北斗七星を神格化している『妙見信仰』の聖地。
私たちは北斗七星のいずれかの星に属し、
生涯の恵みを授かるとされていて
鎮守の森の中にはそれぞれの
北斗七星の神様が鎮座されています。
九州や出雲を始め、日本全国に広がる『妙見信仰』と
縁深いのが弘法大師、空海です。
空海は室戸岬の岩頭で座禅をしていた時、
口に明星(虚空蔵菩薩の化身)が飛び込んできたと
伝えられています。
宇宙に遍満する無数の星々。
そして中の一つの星の上にて生かされている。
宇宙そのものが生きている。
人間と同じように生まれてくる星。
死んでいく星。
そしてその星々も星雲として一つの形をとり
大宇宙となっている。
その沢山の星雲が群れをなし、
この宇宙そのものが
全て法身仏(ほっしんぶつ)の力なのだと。
このとき空海は悟りを開いたと言われています。
emyも高野山で天文学者さんのお話を聞いて
宇宙に広がる沢山の星が死んだ後、
地球に降り注ぎ、生命が生きて行くための
水素や酸素・・etcなどへと変化して行った・・。
だから私たちの先祖はお星様?!
のお話を聞いた時、
根底はこの『妙見信仰』と同じだと思いました。
この神門から階段を上がり
頂上に鎮座される本殿へと向かいます。
御祭神は
神道では
天之御中主大神(アメノミナカヌシノオオカミ)
高皇産霊大神(タカミスビノオオカミ)
神皇産霊大神(カミムスビノオオカミ)
仏教では
北辰妙見大菩薩 道教
陰陽道では
太上神仙鎮宅霊符神
見事に天界の神々が鎮座されています。
ただ、天地が結ばれる事が重要ですので
境内末社には地の神々が祀られています。
写真に撮る事は出来ませんでしたけれど
本殿の裏には神々しい磐座、
『織女(たなばた)石』と呼ばれる
巨大な影向石(ようごういし)があり、
空へとまっすぐに伸びる巨石は
エネルギーに満ち溢れています。
〜竜王社の祠の後ろにはまさに昇り竜の様な御神木があります〜
ただ地の神と言えど
豊玉龍王・豊正龍王
青龍大明神
金色龍王
とめっちゃ龍神ワールドで
山の上だけれど竜宮城?笑。
そして日本で最古2番目に隕石が落下した
スポットもありますので
次回はその辺りの『不思議』を
お届けしますね♫
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