ペットから学ぶ恋愛学*Vol.6 命の不思議(後半)☆


〜猫をこよなく愛したフランスの画家・テオフィル・アレクサンドル・スタンラン〜




以前、極楽手帳で


『寿命があるから愛が深まる』


と言う記事を書いた事がありました。


ペットちゃんたちは人間よりも

絶対的に寿命が短い・・。

だから愛おしくもあり守ってあげたい

感情が湧き出るのも無理はありません。


そして寿命が身近いと

生まれ変わりの速度も速いのか??


前回、お届けした友人のネコちゃんから

そんな思いを受けました。


突然、5歳と言う若さで愛猫ちゃんを失った友人は

しばらくして会うと気丈には振る舞っていましたけれど、

ポロっと涙が出てしまう程、憔悴している感じでした。


「円形脱毛が出来ちゃったのよね!」


とその言葉だけで彼女の絶望感は痛い程、

emyの心を突き刺しました。


愛猫ちゃんは天国から私にメッセージを送って来ます。


「ぼくと違ってとても元気な男の子が来るから待っていてね!

  すぐに遠い所からやって来るから!」


憔悴している友人にその事を伝えると

彼女はただただ 元気に愛猫ちゃんが

天国で過ごしてくれているのかだけを聞いていました。

(そうだよな・・ 新しいパートナーが来るなんて事・・

こんな状態で考えられるはずがないよね。)


でも愛猫ちゃんは『直ぐに来るから』

しきりに言って来ていました。

しかし、emy自身も『直ぐ』と言っても

どれくらいの『直ぐ』なのか予想も出来ず

1日も早く友人が悲しみを乗り越える事が出来るよう

願っていました。


それから時は過ぎ、2月・3月と平穏な日々が続く中、

友人は会話の中でふと


「新しい猫ちゃん、何時来るんだろうね・・」


と私に問いかけて来ました。


その度に


「直ぐに来るよ!

遠い所からやって来るから!」


と言う愛猫ちゃんの言葉が私の頭の中を駆け巡ります。


こんな時はハッキリと来るタイミングを

告げてあげる事が出来れば良いのに・・

とはがゆい気持ちでいっぱい・・。


そして6月に入った頃でしょうか?

夜、電話鑑定をしている合間に

突然『声』が降りて来ました。


『8月の始めにやって来るよ!』


電話鑑定の時は『妖怪アンテナ』はマックス状態・笑。


たまに、こんな感じでいきなり

『声』を拾う事があるんですよね。


(ん~~・・愛猫ちゃんの・・声??だよね・・

今の?? でもどうしよう・・今、友人に話すべきかどうか・・)


とこの事を告げようか悩んでいると 友人の方から突然、

ネコちゃんの話題が出てきました。


「最近ね、何となく『里親探し』のサイトを見ていて・・

ちょっと気になる猫ちゃんを見つけたんだけでど・・どう思う?」


emyはそのサイトをのアドレスを教えてもらい、

画面に出てきた 子猫を見た瞬間、確信しました。


(この子!!!この子が友人の新しいパートナー!!)


そして早速、友人にその旨を伝えました。

でもその子猫ちゃんは6月生まれ・・

生まれて間もないこの子が愛猫ちゃんが言っていた

『8月の始め』に 友人の元へ来るのだろうか??

でも画像を見る限り、

この子の様な感じがするし・・

そして友人に尋ねました。


「もし、この子の里親になるとしたら何時来るの?」


すると友人は

「それがね、emyの言った通りなのよ。

生まれて50日後に里親に出すんだって。

この猫ちゃん、6月の中頃に生まれたから

それから50日後 8月の始めに来る予定。

しかも、遠い関東から・・飛行機に乗ってやってくるのね。

この子が私の新しいパートナーかな?!」


その時、私はぶわ~~っと胸が熱くなりました。

愛猫ちゃんはちゃんと、友人の事を考えてくれていた。

本当に新しいパートナーの縁を繋いでくれた。

改めて『ペットの熱い愛』に 感動した時でした。


そして先日、奥伊勢・瀧原宮で手を合わせていると友人から

写メ付きのメールが来ました。


題名は 『やってきました』


メールを開くと長旅の疲れをみじんとも感じさせない

元気な男の子のネコちゃんが籠から飛び出している写真・・


『元気な男の子が来るから』


とまた愛猫ちゃんの言葉を思い出しました。

タイミングよくアマテラスに手を合わせていた時だったので

この奇跡に感謝の気持ちを伝えました。


愛猫ちゃんを亡くした悲しみは消える事が無いにしろも、

それ以上に悲しみを吹き飛ばす元気な子猫がやって来て

きっと友人はこれから新しいパートナーとまた信頼関係を

結んで 行くと思います。


  新しい子猫が友人の元に来てからぱったりと

愛猫ちゃんの言葉は聞こえなくなりました。


予想以上のイタズラっ子で

ほとほと友人は疲れているようですが、

あの憔悴していた時からは想像出来ないくらい

友人も元気になって良かったです・笑。


to be next-



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