出雲は魂の故郷 Vol.9 出雲国の菊理(くくり)姫☆


〜大きな石段の先に見えて来る神魂神社の拝殿〜


今回、松江に鎮座されているお気に入り神社へ参拝に行く前、

稲佐の浜の因佐神社から奥出雲へ直行し、

お客様に教えて頂いた『白山神社』へ向かいました。


鎮座される場所は奥出雲!

『奥』が付くぐらいですからね、

山間部のひっそりと佇む里山地域です。


奥出雲の近くには『黄泉の国』の境目、『黄泉比良坂(よもつひらさか)』

黄泉の国の女神となったイザナミの『揖屋神社』など、

死後の世界観満載の地域ですが、

其処にあの世とこの世を結ぶ『菊理姫』がいらっしゃるとなると

足を運ばずには入られません!(個人的に・笑)


古事記には登場せず、日本書紀に登場する

謎の女神は昔から興味津々で

あらゆる書物を読み漁った結果、

歴史的にも面白い発見があったりして・・


(この辺りはあまりにもマニアック過ぎるので

省略させて頂きます・汗)


ただ、何故、この謎だらけの女神が

魅力的に映るのかと言うと


古代信仰・・石神(ミシャクジ)の聖地を巡っていると

必ず菊理姫が鎮座されている。


石川県、白山連峰のお膝元に

菊理姫の神殿『白山比咩神社』を始め、

emyの生まれ故郷で子供の頃から登っていた

六甲山の『六甲山神社』

(大体、六甲と言う名前が意味深い・笑)

福井県の『平泉寺白山神社』

など、菊理姫は山深い磐座に鎮座されていて、

メジャー処の女神さまたちとはちょっと違う

面持ちと言いますか、エネルギーと言いますか・・。



〜白山比咩神社の宝物殿の菊理姫像〜



そして今回向かった奥出雲の『白山神社』


カーナビにも出て来ない神社・笑。

まぁ〜この辺りは高千穂で慣れているので

妖怪アンテナをピンピンに立たせて行くしかありません。


すると『この辺り?』と思う所で

ザザザ・・・っと凄い風が吹きました。


しかもいきなり?!

山道の途中で車を停めるスペースが無く

ギリギリ端に寄せて風が吹く方向へ目を凝らすと・・



川向こうの薮の中に見える御幣と磐座・・。


その出で立ちはまさしく菊理姫そのものでした。


(ヒェ〜〜!!

どーやって向こう岸へ行こうか??)


考える暇も無く、足が勝手に動き出します。

まるで目に見えないガイドの導きに従うかのように・・。



そして薮をかきわけ近づいて見ると


鳥居もない、社殿もない、


御幣の上には何層にも重なった磐座が鎮座されるのみ!

それが自然に出来たものなのか?

古代人が斎場として積み上げたのか??


全体の雰囲気からにして斎場として造られた神殿に

思えるのですが、

この空気感が黄泉の国そのもので

静寂の中、自分の魂を入れ換えるが如く、

菊理姫の息吹をしっかりと受け取った訳です。


日本海側に集中する菊理姫の神殿!

不思議だな〜・・笑。


元々名前の由来『菊理(くくり)』は


あの世とこの世を結ぶ。

イザナミとイザナギの夫婦喧嘩を治める。

あらゆる縁を結ぶ。


意味がありますが、

今まで菊理姫の神殿へ足を運び

一番に感じるのは


『蘇生』


です。

平成から令和になって

新しい時代の幕開けに伴い、

このタイミングで魂のふるさと『出雲』

呼ばれたのなら、

自分の魂も蘇生させたくなり訪れたのかもしれません。

しかも今回、ブログのVol.9に無意識ですが、

菊理(9×9)姫を書く事になるなんて

何かのサインですかね?笑。


いや〜・・

今回の出雲参拝で一番、インパクトが強い聖地でした・笑。


(to be continued)


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