古代信仰への誘い*Vol.7 楯築遺跡と吉備津彦神社・・☆
〜吉備津神社のすぐそばで鎮座される吉備津彦神社〜
鳴釜神事が終了した後、
阿曽女さんと色々と神社のお話で盛り上がり、
『最近、プリミティブな聖地に惹かれているんです〜』
と思わずそんな事を言ってしまいました。
すると、阿曽女さんも同じく、
古代信仰の聖地へちょくちょく足を運んでいらっしゃるようで
『わかります!ホント、自然崇拝の土地って
魅力的ですよね。
この近くに弥生時代の古墳群があるの、
ご存知ですか?
楯築(たてつき)遺跡って言うんですけど・・』
(え??初めて聞いた!!)
『弥生時代の王墓があるんですよ。
そして、もし行かれたら神社がありますから。
閉じられていると思いますけれど、
ガラス越しに中を覗いてください。
御神体の不思議な磐座があるんです!』
吉備津神社の次は吉備津彦神社へ向かう予定でしたけれど、
あまり遠くは無いようなので
急遽、楯築遺跡へ向かう事にしました。
そう・・岡山県も古墳パラダイス!!
血が騒ぎます・笑。
普通の住宅地の坂を上がって行くと
ホントーに此処に王墓山があるのか??
っと思わず不安になっていましたが
小高い丘にストーンサークルが突然現れました。
去年、九州の宇佐神宮近くのストーンサークルや
佐賀県の巨石パークも巡っているので
最近、磐座に呼ばれているな〜・・
っと思う事もしばし・笑。
奈良県もそーですけれど、
『古墳』ってやっぱり凄い古代エネルギーに
満ちているんですよ。
何千年経っても衰える事の無い、
言わば『暗号』のような空間。
ランダムに並べられているよーで
きっとこの間隔には意味があるんだと思います。
結構、平たくて大きい!
表面には何か文様が描かれている感じでした。
王墓とされていますが、
雰囲気は斎場のような・・
そして遺跡の横にある楯築神社の中を覗くと
阿曽女さんがおっしゃっていた通り、
ご神体の『神石』が祀られていました。
その『神石』には糸のような細い線で
弧帯文様が描かれていて、
典型的な弥生時代の息吹を感じます。
何処か宇宙的な神秘さもあり、
そこから磁力が放出されているように思えました。
そして楯築遺跡の次に訪れた
今回、最後に参拝をした神社、
『吉備津彦神社』も
主祭神の
大倭迹々日百襲比賣命(おおやまとととひももそひめのみこと)
は卑弥呼のお姉さんでは無いのか?説もあり、
此処も古代ロマン溢れるお社です。
個人的に吉備津彦神社のお社のイメージは
優雅で神々しい・・。
『彦』と付いていますが、
イメージとして
吉備津神社が桃太郎で
吉備津彦神社は桃太郎の奥さんが
祀られている感じ・・。
最後に威風堂堂とした本殿を眺めながら
四国〜岡山県を巡った素晴らしい聖地を
思いおこしていました。
今回、巡った神社。
淡路島
伊奘諾神宮・おのころ島神社
徳島県
大麻比古神社
愛媛県
石鎚神社・大山祇神社
岡山県
滝神社・龍泉寺・最上稲荷神社
石上布都御霊神社・中山神社
吉備津神社・吉備津彦神社
そして蛇淵の滝と楯築遺跡・・
神社仏閣計、12箇所、
聖地、2箇所、
いや〜結構周りました・笑。
これでもまだまだ岡山県の
パワースポットは周りきれていない・・。
日本は小さい島国と思いきや、
世界以上に物凄い聖地は五万っとあります。
最近ハマっている古代信仰巡りは
これからも時間をかけて
じっくり散策したいと思います♫
それにしても、
最後の最後にもう一度、言いたい・・。
岡山県の人々は本当に親切でした・笑。
0コメント