映画*GREEN BOOK ・・☆


昨日、新元号が発表されましたね。


『令和(れいわ)』


万葉集の梅花の歌からの引用との事。


最初にこの新年号を目にした時、

響きの美しさを感じたので

更にこの『令和』をアルファベットに

変換して音運を数秘的に調べて見ると


その言葉の響き通り、

ポジティブで神懸かりのエネルギーを

表していました。


そしてもっと意味深いのが

『平成』も同じくアルファベットに変換して

『令和』との関係を調べて行くと

数秘的に次の流れへと受け継いで行く

関係性があったので


偶然なのか?必然なのか?


調べれば調べるほど、不思議な気持ちになります・笑。


近年では西暦が主流となり、

誕生日も年号より西暦の方がパッと出て来る時代ですが、


『年号』と言う日本独自の文化を大切にして

折角、お守りのような役目を果たしてくれる

『令和』を意識して、

なるべく使うようにしていきたいと思いました。


さて、


今日はちょっと放浪記事から脱線しますが、

先日、観に行った映画いついて書きたいと思います。


今年、アカデミー作品賞を受賞した

『グリーンブック』。


去年の秋から『ボヘミアンラプソディー』熱が

冷めやらぬうちに、

今回は180度違うロードムービーです・笑。


黒人の天才ジャズピアニストと

粗悪なイタリア系ドライバーが

人種差別が色濃く残る南部へ演奏旅行に行く

お話ですが、

個人的に一番驚いたのは

この運転手を演じた男優、

ヴィゴ・モーテンセンの変貌ぶり!!!


その昔『ロード・オブ・ザ・リング』では

アラルゴン役で

めっちゃカッチョイ、ワイルドな色気ムンムンを

炸裂していたのに、



〜ロード・オブ・ザ・リングより〜



今回の『グリーンブック』には

ぽちゃぽちゃで、ピザを丸ごとほうばる、

典型的イタリアンおじちゃんに変貌していて

ビックリ!!



最初は気づかないくらいです・笑。


題名になっている『グリーンブック』

黒人が旅行先で泊まれるホテルが掲載されているガイドブック。


そんな物が存在していた事にも

驚きですが、映画を通じて

移民国のアメリカの闇を体感しましたね。





最初は環境の違いで相容れない双方の関係ですが、

ロングドライブを通じて少しずつ友情が

育まれて行きます。


それをドラマチックと言うより淡々と、

でも一つ一つのシーンに思いが込められていて

130分と言う尺でも全く、中だるみをする事が

ありませんでした。




最初はなんだかええかっこしいの

天才ジャズピアニストが


『自分の存在価値』


について声を震わせながらドライバーに

訴えかけるシーンは他人事とは思えません。


それは人種とか、階級とか、環境とかの

格差を超えた哲学的な

『人間』としての尊重。


この二人のロングドライブは

単に演奏旅行と言う名目だけでなく、


移民国・アメリカに生きて行かなければならない

自分たちの運命の『気づき』と『受け入れる』旅

だったのではないかと思います。


もうひとつの主人公、

二人を乗せたターコイズグリーンのキャデラック。


同じ『グリーンブック』のグリーンでも

この二人の友情のグリーンはこの車のように美しくて

輝きを放している物なのでしょうね。


実話を元にした素敵な映画でした(★★★★)




*emyの個人鑑定事務所『fenice』のページはこちらから・・*












0コメント

  • 1000 / 1000