古代信仰への誘い*Vol.3 滝神社と蛇淵の滝・・☆


〜道後温泉から坂出まで戻り瀬戸大橋を渡って岡山県へ!〜



今回は岡山県へ2泊の予定をしていました。

一般的に『岡山県』の印象は

ぶどうや桃を始めとした果物の名産品が多い事や

『桃太郎のきびだんご』が頭に浮かぶのでは

ないでしょうか?


しかし、emyにとって『岡山県』は

出雲国と大和朝廷を結ぶ中間地点であり、

数々の伝説や古墳などの史跡が存在する

古代ロマン溢れる地域!


四国と同じく3年ぶりの放浪となるので

何時も参拝へ行く神社以外に

何か面白い聖地やパワスポがないかと

出発前に下調べをしていました。


するとものすご〜く、もののけ感満載の

写真を見つけ・・



この写真はインターネットから抜粋したのですが、

滝をまたいで作られている祠!

何とも謎めいた聖地・・


画像を目にした時、

直感的に


行きたい!!


と思いました・笑。


滝は水神のエネルギーが炸裂していて

最高のデトックス効果がありますし、

絶対的聖地に神聖な滝は不可欠・・。


これは行くしかないでしょう!


鼻息も荒くなった訳です・笑。


今回、岡山県へ向かう一番の目的は

神社へKOI PHOTO を奉納する事でした。


その用事を中心に宿を決め、

出来る限り、聖地を回れるように

タイムスケジュールを組みました。


そしてこの『滝神社』が鎮座される場所が

岡山県奈義町!


道後温泉から車で4時間以上かかる場所です。

まず『奈義』っと言う町名がそそられる・・

神産みの『伊奘諾』と縁があるのか??


岡山県だけではなく、

神話や神様由来の町名は全国に存在していて

その場所には必ず絶対的聖地や神社があります。


なので『奈義』と見ただけで

行く価値アリ!と思いました・笑。


この日の天候は非常に不安定で、

道後を出発して瀬戸大橋を渡っている時は晴天!

岡山県に入り、奈義町へ向かう途中から

いきなり雨が降り出しました。


ほぼ、鳥取県寄りの山間部へ向かっているので

突然の雨は否めないですが、


奈義町に入ると更に雨脚は強くなりました。


ん〜〜・・


龍神さんに逢いに行くから雨の歓迎??


いや、


emyは龍神さんゆかりの地へ行っても

何時も晴天です・笑。


神社は結構、山奥にありそうだったので

県道沿いのコンビニへ立ち寄って

お手洗いをお借りし、


また神社へ向かうと・・




滝神社へ到着するや否や、

先ほどの大雨が嘘のようにピタリと雨が止んで快晴!!


しかも青空が広がり、

あまりの天候の変化に思わずほくそ笑んでしまいました。




鳥居をくぐり、まっすぐにのびる階段を上がって行くと

広い境内が出迎えてくれました。



大正時代に創建されたこのお社は滝神社の『遙拝所』

とても立派なお社で、

諸説を読むと、

1200年前に紀伊半島の熊野大権現を勧請したとの事。


ほぉ〜・・

やっぱり山岳信仰の流れがあるんだな・・


っと納得。


けっこ〜土着的にも奥が深い『山岳信仰』

またじっくり探求したいと思います・笑。


そしてインターネットで見た滝のお社は

滝山の中腹に鎮座されているようで

更に山へと登らなければなりませんでした。


地図を見ると途中までは車で行けそうだったので

カーナビ通りに進んでいると

自衛隊の演習場があって

進入禁止になっています。


あれ??此処を通過しないと行けないんだけれど・・


と何度か他の道を迂回しても

やはり演習場にぶつかってしまいます。


それなら別の道から滝山頂上を目指すしかないのか??


とまた奈義町の市内へ戻りました。


ガソリンを補充しないと山へ向かえない感じでしたので

町内のガソリンスタンドに入り

給油をしてくれているおばちゃんに

何となく『滝神社』の事を尋ねると


〜あそこはね、自衛隊の訓練が入ったら

行けないんだよ!〜


と教えてくれました。

(だから入り口が閉鎖されていたんだ・汗)


そして何時、訓練が入るのか解らないので

事前に問い合わせも必要との事。。。


残念〜〜〜


っと一瞬、思ったのですが、

考えて見たら京都から2〜3時間で行ける場所なので

次回のお楽しみに取っておきました。


でも折角、奈義町まで来たので

おばちゃんにオススメの滝がないか

聞いて見ると・・


「私はこの近くにある蛇淵の滝が

好きだけどね〜」


蛇淵??


これまたソソられるネーミング・笑。

詳しく道を聞くとすぐに行けそうだったので

急遽『蛇淵の滝』へ向かう事にしました。


国定公園・那岐山の中腹に位置する滝で

滝壺に大蛇がいるとされている事から

『蛇淵の滝』と名付けられているそーですが、

行って見ると想像以上に幻想的で素晴らしい聖地でした。



人影が全くない、遊歩道を滝に向かって進むと・・



西日に照らされる先に水を叩きつける音が聞こえて来ます。




ホント、幻想的な森で光の滝に吸い込まれて行くような感じ・・





そして目の前に現れたのは

丁度、太陽の光を浴びながら物凄い勢いで落ちてくる

瀑布(ばくふ)・・


すごい!!

素晴らしい!!


想像をはるかに超えた情景に心が震えます。


こんな素敵な聖地を教えてくれたおばちゃんに感謝♡


しかし、山道をひたすら走ったので

車はドロドロ・・汗。


そして宿泊予定の旅館に到着した時、

ダメ元でエントランス先にある水道のホースで

車の泥を落として良いか聞いて見ると

快く承諾してくれただけでなく、

タオルまで用意をしてくれて・・。


岡山の方々って本当に親切♡

今回の放浪は色んな方々のご好意の上に成り立っていました・笑。




*emyの個人鑑定事務所『fenice』のページはこちらから・・*








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