魅惑の磐座ワールド*夫婦岩(めおといわ)・・☆
〜福岡県・櫻井神社の夫婦岩〜
この世の中は全て『表』と『裏』が存在するように
古代から表裏一体の象徴として『夫婦岩(めおといわ)』が
祀られています。
『夫婦岩』は
男と女、現世(うつしよ)と常世(とこよ)、
中国思想の陰陽
など必ず『つい』になる事により
絶大な自然エネルギーが放出されていると
考えられて来ました。
もっと言えば人間も手も足も
ついになって一つの物事を成しえていますよね。
そして日本全国には
そんな『夫婦岩』が多く点在しています。
偶然出来た物なのか?
何か見えないエネルギーが
その形成を作り上げたのか??
少なくとも私たちは
『つい』になっている磐座や御神木を
目にすると
神聖な気持ちになり、夫婦岩の圧巻的な
存在感が全身に伝わって来ます。
伊勢神宮の内宮・外宮を分霊した
福岡県・糸満市の『櫻井神社』。
鎮座されている神社の先には
『桜井二見ヶ浦』が存在し、
伊勢の二見ヶ浦の夫婦岩の中央から
朝日が登るのと『つい』になり
この桜井二見ヶ浦は夫婦岩の中央から
夕日が沈む・・と言う
見事な『つい』の関係になっています。
日本の凄い所は
神社や聖地は自然の摂理を先人たちが
ちゃんと理解して計算して作り上げている所!
もっと言えば、太陽の軌道通りに
夫婦岩が存在している事事態が脅威ですけれどね・笑。
一方、こちらは三重県・二見浦の『夫婦岩』。
お伊勢詣の流儀として
最初は『二見興玉神社』から・・
と謳われています。
何故、最初に二見?と言われている理由は
古来から『沐浴禊斎の霊場』とされていて
皇祖神・天照大神への参拝前に
禊をしてからの風習が残っているからです。
しかし、その流儀が無くなっている現代、
伊勢神宮の内宮・外宮・別宮を
参拝しても問題は無いと思っていますし、
気持ちの問題で・・
っと個人的には感じています。
でもお料理もレシピ通りに作ると
そのものズバリのお味になるので
流儀に従う事も決して悪くは
ありませんけれどね・笑。
個人的にオススメなのは
『夏至』に二見興玉神社を参拝される事!
ご来光を浴びながらの禊神事『夏至祭』は
コロナ禍で中止されていますが、
1年の中で最も太陽のエネルギーが強い
『夏至』に太陽神のお宮へ参拝へ行かれる事は
素晴らしいご加護と元気を頂けますよね。
また、夫婦岩を結ぶしめ縄も付け替えられる日でも
ありますのでその重要度がよくわかります。
そして大きさも存在感も超ド級なのが
高知県・室戸岬町の『夫婦岩』!
しかも読み方が
夫婦岩(みょうといわ)
と少し異なります。(方言??)
秋分から春分までの間、この岩の間から昇る
朝日を拝む事が出来ると、
良縁に恵まれるという言い伝えがあるそうで、
やはり夫婦岩は季節・天体の変わり目に
威力を発揮する伝説が存在します。
壮大な夫婦岩に近づいて岩の側面を見ると
これまた長い年月をかけて侵食された地層の年輪が
浮き彫りにされていて
ファンタジー感満載!!笑。
こちらは夫婦岩の近くで拝める『天狗岩』。
emyは天狗・・と言うより人の横顔に見えるのですが、
この辺り一体『人面岩』がゴロゴロあって
ほんとーに不思議エリアで心もアゲアゲ・笑。
自然が作り出した形成だったとしても
本当にその磐座に魂が宿っている様な感じがしますね。
以前、極楽手帳で
を書かせて頂いた事がありますが、
『夫婦岩』も拝見する度に
そんな原理を思い出さずにはいられません。
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