Marvelous power Morocco*Vol.11 ファティマの手(後半)・・☆


〜陶器で出来たファティマの手の御守り・玄関に飾ると良いらしい〜



トルコで初めてイスラム文化に触れた時、

何処かしっくりと来る所があった。


もしかしたら前世やカルマに関係しているかもしれないし、

何度も生まれ変わっている過程の通過地点なのかもしれない。


でも、今回のような強烈な経験は初めてだ。

まるでパンドラの箱を開いたような・・。


そして『放浪』は、単に自分が行きたくて

国を選んでいるのではなく


行くタイミング・場所、全てに意味があるのかもしれない。


人生の転機を迎える程の重要な意味を持つ経験をする事もある。


自分にとっての『ファティマ』はどのような関わりがあったのかは

答えのない妄想で推測するしかないが、


この土地と凄く縁が深い事は確かだと思った。


単に風土が自分に合っているだけではなく

日本の出雲のように


前世で何かしらの関わりを持っていたのかもしれない。

今回は『ファティマの双子』というキーワードが

パンドラの箱を開けてしまったがために

時空を飛んでしまい、

生身の身体はそれに耐えきれなかった。


その現象は日本へ帰国した3日後

いきなり現れた。


関節が痛み出し寒気が襲う。


(インフルにかかった??)


最初は今、流行りのインフルに感染したと思った。

あまりの悪寒に熱を測ってみると

40度近い高熱が出ていた。


近くの病院へ駆け込んでインフルの検査をしたが

陰性だった。


症状はインフルそのものなのに陰性・・

病院の医師は首をかしげた。


『旅行帰りとおっしゃっていましたけれど

どちらへ?』


モロッコと答えると、

風土病にかかっている可能性があると思われたのか

隔離されて血液検査をする事になった。


『何か問題が出ましたらすぐにご連絡します!』


風土病??まさか・・

高熱のせいで頭はフラフラ、

お医者さんの言葉の意味も理解しづらい。


『インフルではありませんが、

症状が同じなので抗生物質と解熱剤をお渡しします。』


基本的に薬は飲みたくなかったが

さすがに仕事も入っていたので

解熱剤だけ飲んで様子を見た。


病院から電話がないため、風土病に感染している疑いも

なかった。


そして熱は3日後、平熱に戻った。


さすがに3日も高熱を出すと

平熱に戻っても身体のだるさは残っている。


フェズから時計が狂い出しただけでなく

サハラ砂漠で突然、カメラが壊れた。


こんな不可思議な現象続くと普通だと

その国との相性が良くないのかと考えてしまうが、


emyの場合は全く逆で、

益々、人間の種の根源と三位一体の宗教に

興味が湧いていた。


そしてもっと言えば極東、日本とのつながり・・。


古代ミステリーを知れば知るほど、

地球のスケールの大きさと神秘さに心の中が揺さぶられてしまう。


それと同時に人間の一生の短さと生身の身体の限界が

ちっぽけな事を痛感させられてしまった。




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