アニミズム探検隊!*Vol.1 神社は『自由』だ・・☆


〜上空から石鎚山(愛媛県)を望む〜



15年前、神社参拝にハマりだした。

そして9年前、ブログを書き始めてからは

古今東西の神社について何度か書いている。


継続は力なりで


ブログを観て神社を好きになった。

ブログを参考にして神社参拝へ行っている。


など最近では良く言われるようになった。


そして神社好きが高じて、神社本の写真や監修、

ツアーガイドまで引き受ける流れになってしまった。


神社の魅力とは何だろう?

ご利益・御神徳を得るため??

元気を頂けるパワースポット???


いや、元々神社は古代から私たちの身近に存在し、

生活の一部であったと言っても過言ではない。


しかし、ハマり出した最大の特徴は


『自由』


なのだ。


一連の作法は明治時代に確立されているけれど、

その『作法』も

日本人ならではの『おせっかい』精神から

来ているもので


神々は何も作法など求めていない。


聖域で感じる事はそれぞれの自由で


どのように受け止めるのか?

どのように感じたのか?



自分にとっての『神』が重要なのだ。


神社に少し興味が湧いた時、

何処から何から始めれば良いのか

全く解らなかったので、


とりあえず全国の『一宮』巡りからスタートした。


『一宮』とは、その地域で一番の中心となる社格の高い神社。


社格が高い所から巡る事が解りやすいと思っていた。


離島以外の本州に鎮座される一宮神社の数々・・


素晴らしい所もあれば、朽ちてしまって

『本当に一宮なの??』

と疑問に思った事もあった。


時に、もののけ感満載でお土産を付けてしまい

高熱にうなされて寝込んでしまったり

胃がキリキリと痛みだして具合が悪くなった事もあった。


そんな経験を重ね『一宮』だからといって全て社格が

高い訳では無い事を学んだ。


そして一宮を巡っているうちに今度は『古事記』に

興味が湧いた。


何故なら、行く先々の神社に記されている

難しい神々の名前が其処に鎮座されているのか

理由を知りたくなったからだ。


初めて目を通した『古事記』は難し過ぎて

その後、色々な角度から解説されている『古事記』本を

数冊読みあさった。


でも『古事記』を読んだおかげで

益々日本の神社の面白さを知ったような気がする。


次に『古事記』に記されている神々を求めて

全国の神社を巡ってみた。


すると結果的に『古事記』の舞台は

日本の西側に多く点在しているので


結果的に西側の神社へ行く機会がかなり増えて来た。


そして神話に登場する神々が人間くさく、

より身近な存在に感じるのはこの『人間くさい』部分が

影響しているのだと思った。


神話は現代ドラマにあてはめても

全く違和感が無い。


不倫、ストーカー、殺人、夫婦愛、友情、親子愛


に始り


怒り・笑い・嫉妬・幻滅・悲しみ


全て神話の世界の中に存在する。

その『人間くさい』神話のおかげで

神社の敷居はぐっと下がった。


そんな長年、足を運び続けた神社について

今度はより原始的な聖地や妄想部分を

書き綴って行きたいと思っている。


ゆっくりと時間をかけて・・


そんな書きたい事を書かせてくれる『自由』も


日本の神社さまさまなのである・笑。



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