この世界の片隅に・・☆
昨日の夜、広島から無事京都へ戻って参りました!
度重なる寒波襲来で天候が危ぶまれた週末でしたけれど、
道中、山陰道〜中国道は全く雪の心配もなく、
ずっと快晴で昨日の宮島は、気温もぐっと上がり
何とも自然の神々に守られたような広島出張でした。
ただ、ご予約を入れてくださったお客様の中には
山陰地方の方もいらっしゃり、
悪天候の為、来られなくなってしまった状況もあり
残念な部分もありました。
そんな大気が不安定の中、対面鑑定イベントへお越し頂きまして
誠にありがとうございました!
前回、お話したように6年ぶりだったんですね・汗。
何だか西の方は九州・島根を含めよく足を運んでいるので
そんなに時間が空いているとは驚きですね・笑。
しかし、今回素敵な出会いが沢山ありまして
また今年中に広島でイベントが出来そうです♡
今度こそ、マツダスタジアムへ足を運ぶぞ〜〜〜!!!笑。
お客様からカープグッズを沢山頂いていますしね・・♡♡
街中を歩いていても、そこら中でカープグッズ&ポスターを
目にしてめっちゃ幸せでした。
京都では皆無に等しいので・・泣。
それにしても今回は不思議な出張で、
前日に仕事が終わった後、レイト・ショーの
映画を観に行きました。
友人お勧めの
『この世界の片隅に』
と言うアニメ映画です。
この映画、舞台が広島・呉なんですよね。
前日に既に広島関連に呼ばれている・・っと言う
何とも不思議な気持ちになりました。
去年の秋から公開された後も話題を呼び、
今なおロングラン中と言うこの映画。
去年と言えば『君の名は』センセーションでしたけれど、
観に行かな〜〜っと思いつつ、
まま、今度飛行機の中で見られるかも?!!っとかまけて
チェックしていないかったのですが、
何故かこの映画は呼ばれるかのように
映画館へ足を運んでしまいました。
きっと観られた方も大勢いらっしゃると思うのですが、
下調べ無しでいきなり観たんですけれど、
めっちゃ奥が深い映画でした!!!
友人がおススメするのも納得!
まず、原作者の『こうの史代』さんが、
広島出身とあって街の風景や、人々の暮らしの描写が細かく、
目の前に戦前〜戦中の広島が、手に取る様にリアルです。
そして、この映画の主人公『すず』さんのキャラクターが
素晴らしい!
絵を描く事が大好きなすずさん。
おっとりとしているすずさん。
でも、心の中に熱いものを持っているすずさん。
そんなすずさんがとても魅力的で彼女の心情が
自分のものとシンクロしていく感じ・・。
〜食糧難の中、試行錯誤でご馳走を作るシーンも印象的〜
今まで様々な形の戦争映画がありましたけれど、
この映画の最大のテーマは
『大事なものを失う意味』
だと思います。
それは人だったり物だったり・・
自分にとって一番大切にしているものを失った時の
絶望感。でも前を向いて生きなければならない現実。
そして日本の神道の要素も沢山入っているので
『あれはどういう意味??』
と思わず謎解きに再度観に行かれる方もいらっしゃるでしょうね。
今年の『空』のエレメント
『陰』に目を向ける事がどれほど重要な意味があるのか?
と言う部分でも共感する場面が多くありました。
この映画は随所に心の中に響く言葉がちりばめられています。
久しぶりに余韻が残る映画を観ました。
そんな『深い思い』に仕上がっている背景として
『クラウドファンディング』で制作されている事。
エンドロールではこの映画を支援した人々の名前が
並べられています。
この制作方法が新しい可能性や成功の支えてとなっていますよね。
日本人だからこそ描けた感性・・
友人は原作本も買ってしまった!
と言っていたけれど、確かに原作を読んで
もっと中身を知りたい感じがします・笑。
広島出張の前に観に行って本当に良かった♪
*emyの個人鑑定事務所『fenice』のページはこちらから・・*
0コメント