太古浪漫の島へ(後編)・・☆
フェリー乗り場の港に沼島おのころクルーズの漁船が迎えに来てくれました。
雲1つ無い晴天でも風が結構キツく吹いていて
とてもじゃないけれど帽子をかぶる事が出来ません。
義務付けられているライフジャケットを着ていても
船が出ると太平洋から吹き荒れる風のおかげで思ったより涼しく感じます。
何種類もの海流が入り乱れている海はその変わり目が良く解り、
島を囲んでいる『奇岩』は本当に不思議なものばかり・・。
海岸線は、白・緑・茶・褐色など色んな色の岩がひしめき合っていて
こんな狭い空間にこれほど多種類の地層を見る事が出来るのは
此処、沼島だけとか・・??
まるで、木の年輪のような不思議な岩もあります。
こんな岩盤の上に出来ている島なのに何故『沼島』って呼ぶの??
っと漁師さんに聞いてみると、
どうやら島の中心には本当に沼があるらしく・・。
周囲10キロしか無い小さな島なのに不思議な場所だらけです。
島の真ん中くらいにぽっかりと開いた洞窟・・。
この洞窟、何処まで続いているのかハッキリとしていないらしく
ちなみにイザナミの死後、住んだとされる『黄泉の国』とも言われているそーです!
ある伝説ではこの穴口は、島の東側に鎮座される観音堂に通じているとか・・。
どちらにしろ、ちょっとゾクっとする神秘的な穴口です。
遠くに見える平たい『平バエ』は竜宮城の屋根に例えられる神聖な岩!
この上にはお祭りの時に宮司さんしか行けないそーで・・。
あのイザナギ・イザナミが、コロコロと天の沼矛(あめのぬぼこ)を
かき混ぜた場所でもあります。
『平バエ』の先には『上立神岩』と言われるイザナギの象徴が鎮座されています。
島から見ると中心が♡マークに見えるらしく、恋愛成就のパワースポットの
名所でもあります。
何か隠岐でもそうでしたけれど、神様の岩って必ず♡マークがありますよね・笑。
やっぱり『神道=エロス』は紙一重です・笑。
それにしても、この神聖な岩、地学的にはどうやってこの形状になったのか
謎だらけだそーで、今だに解明されていないんだって!!
そんな不思議な奇岩がゴロゴロしている沼島が『国生み』とされるのも
学術的に納得です。
直ぐ側の淡路島でも見られない・・ミステリー!
やっぱり、沼島を訪れたら『奇岩ツアー』は必見ですね。
そして約1時間近いクルーズの終盤に見られるとどめの名所!
何も知らなければ普通の岩に見えますが・・
何と世界に3カ所(沼島・フランス・カナダ)にしかない、
1億年前に出来た『地球のシワ』!!
『鞘型摺曲(さやがたしょうきょく)』と呼ばれるこの岩は
平成に入ってから学術的に立証された、認知ほやほやの奇岩です。
まさか・・こんな近くに・・こんな壮大な物が・・
ってここまで来ると
『日本発祥は沼島にあり!!!』
と思わずにはいられませんね・笑
ツアーが終わると漁師さんが船でお勧めの定食屋さんの前まで乗り付けてくれました♡
お昼だったので『鱧の天ぷら定食』を頂いたのですが、
これが、肉厚ぷりっぷりの鱧でめっちゃ美味しかった!!!
やはり次回は『鱧すき』を頂きに行かなばなりません(じゅる♡)
もっと言えば、一泊して島全体の強力パワーのエネルギーを
じっくりとチャージしたいです♡
沼島全体が、天然石ブレスのような聖地・・
それにプラスしてミシュランに載るくらいの魚料理が頂ける沼島。
ちょっとこれから病み付きになりそーです♪
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