太古浪漫の島へ(中編)・・☆

南あわじ市の土生港から約10分、沼島へ向かいます!

今回のメインはリアル・おのころ神社参拝と、

島全体を囲む『奇岩』を巡る周遊漁船に乗る事でした。

島周囲たった10キロしか無い沿岸線は地学的にも貴重な

岩に囲まれているので興味津々♡

関西で『沼島」と言えば、

〜日本一、美味しい鱧(はも)が食べられる島〜

と言われる程、

太平洋〜鳴門海峡〜瀬戸内海の様々な海流が入り乱れて

豊富な魚が捕れる漁港として特に有名。

なので、普通『沼島』へ行く!っと言うのは

海水浴を楽しむか、美味しい『鱧料理』を食べに行くのが

主流なので『奇岩ツアー』に興味を持つのは

科学者以外、まれな事・笑。

事前に漁師さんにツアーの予約を取り、

その時間に間に合うように行けば良いのですが、

折角初めて行く島ですので、

早めにフェリーに乗り込んで、島散策から始めました。

まずは、港に一番近い『弁財天神社』へご挨拶。

島には必ず『弁財天』が祀られている神社がありますよね。

『弁財天』=『龍神』は同じですから

水上安全の為、必ず鎮座されます。

隠岐同様、小さな島の素朴な神社・・って感じです。

瀬戸内海の離島もいくつか巡っていますけれど、

神社の位置づけは其処まで重要視されていないか??

それとも海風でお社が痛んでしまうのか??

ちょっと朽ちている印象があります。

でも、島全体が高齢化しているので仕方が無いのかもしれません。

しかし港の待合室には、立派な『檀尻彫刻』が沢山置かれていて、

春に開催されるお祭りはきっと賑わっているのだと思います。

この日は相変わらずの猛暑で、

歩いているだけで太陽の光が肌を刺します。

そんな中、うっそうとした草にまみれた参道を登りながら

国生み神話の神髄『自凝(おのころ)神社』へ・・。

淡路島にも『おのころ神社』が鎮座されていますけれど、

神話の中でイザナギとイザナミの天の沼矛(あめのぬぼこ)で

かき混ぜた雫が落ちて創世されたと言われる沼島が、

本家本元『リアル・おのころさん』!

けもの道のようなくねくねとした山道をズンズン登って行きます。

も〜虫&ミミズがはっているのは当たり前!

トカゲも所構わず出て来ます・笑。

こんな聖地に足を踏み入れる事が多くなったこの頃、

前ならぎゃ〜ぎゃ〜雄叫びをあげながら登っていたと思いますが、

今では『全てが神使い!』と思い込みながら行く事にしています・笑。

すると、嘘か誠か解りませんが、

目の前をすっと白い蛇(?)のようなものが横切りました。

真夏に蛇???

ちょっと考えられないので蛇じゃないのかもしれないけれど、

とりあえず白かったので良し!っとして・・笑。

最後は一気に目の前にまっすぐのびる階段を上がって行きます。

本殿の横にはイザナギ・イザナミの像がありました。

拝殿には『八千代鉾』と書かれた稲穂が下がっていて、

天の沼矛(あめのぬぼこ)のようでした。

やっぱり離島の神社は『目印』のようなお役目で、

神の息吹が其処にある感じではありません。

『奇岩』ツアーの前に参拝しておいて良かったです・笑。


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