ようこそパラレルワールドへ!*Vol.7 イシキ浜のニライカナイ☆
〜かわいい久高の赤瓦!〜
今回、私達の目指すスポットは
1日で4ヶ所を周る予定にしていたので
朝からタイトスケジュール!
働く女は無駄に出来る時間は無し・笑。
朝早くても集合すると皆さん、
元気モリモリパワー全開です!
コースから考えて最初に久高島へ向かった方が
良いとの結論になり、
レンタカーを借りて一同、南城市の安座真港へGO〜!
朝食を食べる暇もなく、珈琲をすすりながら
9時30分の高速船目指して行くと
既に港では多くの人だかりでした。
観光客??
いや、白と黒の正装姿も多くいらっしゃる。
そうだ。
今日は久高島の旧正月。
半数以上は里帰りの方々で溢れていたのです。
(emyはお目見えしませんでしたけれど、
中山淳子さん曰く、沖縄県知事の玉城デニー氏も
いらっしゃったらしい・・)
この人数、高速船に乗られるのか??
ざっと計算しても軽く200人以上はいる感じ。
すると案の定、定員オーバーで
臨時便が出る事に。
そして10時過ぎには久高島へ到着する事が出来ました。
長年、訪れたかった久高島・・。
天候も最高。
ほんと、呼ばれた感じです。
以前、訪れた事のある、いしはし由美子さんは
「レンタサイクルで周った方が良いですよ!」
と教えてくださったので
早速、借りに行ったのですが・・。
なんと、神田さゆりさんは佐世保出身で
生まれて此の方、自転車に乗った事が無いらしい・・。
どーも、長崎県は坂が多い街なので
自転車屋さんも見たことがないとか!
え〜!!
どーする??
三輪車は??(無い!)
コマ付きは???(あるはずがない!!)
そしてさゆりさん自転車が乗れるのか
ちょっとトライして見たけれど全くダメ・汗
そりゃ〜そーですよね。
今まで乗った経験が無いのですから・・。
すると、そこは潔い、さゆりさん。
「私、ここら辺ぷらぷらしてるわ〜!
2時間くらい??」
そして自転車で移動中、
さゆりさんからグループLINEへ
旧正月のイベントなどライブ動画を
送って来てくれました・笑。
まず向かったのは島の東側に位置する
『イシキ浜』。
ひたすら一本道を進んで行くと小さな標識が出ていました。
林を抜けると目の前に白い砂浜と青い海!
なんと綺麗なんでしょう!!
でもその浜へ出る途中にはひっそりと御嶽(うたき)が
あります。
気をつけて見ないと見過ごしてしまいそうな
小さな御嶽・・。
神の島へお邪魔させていただいていますからね。
御嶽でしっかりと手を合わせます。
沖縄の信仰は完全なるアニミズム。
鳥居や祠があるわけではなく
その全体の空間、聖地を表す御嶽が全てです。
そしてイシキ浜を歩いていると
正装した家族が花を持って浜辺へやって来ました。
そしてふと浜から上を見上げると
『御先』の文字が。
久高島では昔、『風葬』と言う風習があり、
亡くなった方の魂がニライカナイと呼ばれる来世に
戻ることができるようにするために行われてきました。
故人を火葬する事は無く、風など自然の営みに任せる形で
風化させるという供養方法。
今では執り行われていませんが、
家族の方々がご先祖に花を手向けている姿を
浜辺から見ていて
琉球の歴史や文化を学ばせて頂いた感じです。
海に囲まれている沖縄は
海の恵みを沢山受けていると共に
その恩恵は遥か彼方にある神々の住む場所からの
贈り物だと考えらていて、
その神様が住む場所を『ニライカナイ』と呼びます。
そのニライカナイは沖縄から見ると
東の果てに存在しているので
この東側に位置する『イシキ浜』の先に
ニライカナイがあるのでしょうね。
全ての恵みと営みは神様のおかげ・・。
時代が変わっても普遍的な魂の営みは
今も脈々と受け継がれていると思いました。
ーto be next ー
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