ようこそパラレルワールドへ!*Vol.6 岡本太郎と久高島☆
〜1月25日、旧暦のお正月を祝う久高島〜
ここ数年、旅行と言えば
国内外含め、神社や聖地を放浪する事が主流となっているemy。
今回の沖縄出張で一番行きたかったのは神の島、
久高島
でした。
琉球の創世神アマミキヨが天からこの島に降りてきて
国づくりを始めたという、琉球神話の聖地・・。
そんな神様降臨の地は日本全国に存在しますけれど、
その中で特に『久高島』に対して
厚い思いを発していました。
何故なら、今は亡き天才芸術家の岡本太郎氏が
撮影した久高島を目にしていたからです。
〜自ら写真機を持ち久高島を撮影した岡本太郎氏〜
岡本氏は芸術の根本は原始回帰、土着、風土、など
プリミティブな物にインスパイアされていて
その中でも『沖縄』に関しては
全身全霊をかけて追い求めていました。
そして今では幻となった久高島のお祭り、
『イザイホー』を撮り収めた岡本氏の
モノクロの写真集を目にした時、
鳥肌が止まらなかったのを記憶しています。
その昔、沖縄本島との行き来がなく
完全に孤立した自給自足の離島は
戦後まで独特の風習を持っていました。
その中でも12年に一度、
神女(ハミンチュ)に就任するための儀式の
『イザイホー』は1978年を最後に
執り行われていません。
何故なら、神女(ハミンチュ)は
先住民が続く血筋で久高に生まれ、久高に育ち、
一切、外からの影響を受けていない純潔の女性。
本島と繋がった今、
久高で生まれたとしても外の世界へ女性達が
旅立ってしまい、
この神秘のお祭りは現代において存続は難しくなりました。
時代の流れ・・と言う感じですね。
前回、ブログで書いたように
岡本氏が愛した離島について取材をしてみたく
企画書を何度も作成したのですが、
今では考えられないくらいマイナーで
マニアックな離島の取材が通る事がありませんでした。
私の東京時代はまだまだ神社やパワスポの
ブームの気配がなく、
日本全国の神社を巡っているemyを周囲は
「渋い趣味をお持ちですね」
って感じでしたから・笑。
近年になって空前のパワスポブームになり、
それに伴って久高島へも多くの観光客が
訪れるようになりました。
たまたま私達が久高島へ向かう日が
新月でもあり、旧暦のお正月。
長年、待ち続けたこの瞬間を
最高のエネルギーに満ちた日に行ける事になり、
このご縁とタイミングに感謝の気持ちが止まりません。
久高島は女神の島・・。
女神さまって怒らせるとめっちゃ怖いですし、
好き嫌いをハッキリと出されるので
実際、行ってみないと
自分にとって吉と出るか凶と出るか
わからないんですよね・汗。
でも、この個性炸裂の女性陣6名が
一緒に行く!・・と言う時点で
安心感はありました・笑。
ー to be next ー
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