裸の魂(Naked soul)*Vol.3 月読命の魔法・・☆
〜霧に包まれた出羽三山神社〜
基本、参拝晴れ女のemyが唯一、訪れる度に霧に包まれている神社は
此処、出羽三山神社だけ!
今回も車で羽黒山を登って駐車場に車を止めた瞬間、
雨は止んでいましたけれど辺り一面、霧で覆われていました。
神秘の神様、月読命(ツクヨミ)らしいと言いましょうか・・
夜を司る月の神はアマテラス、スサノオと共に
『三貴神』と呼ばれ、
数は少ないですが、日本全国にヒッソリと祀られています。
そしてその土地により月読命の息吹は形を変えていて
壱岐の月読命、伊勢の月読命、出羽三山の月読命・・
同じ神様でも全く違うエネルギー体を持っています。
後、京都の松尾大社の近くにも『月読神社』が鎮座されていて
個人的には出羽三山と京都の月読さんは
同じエネルギーを感じています。
勝手な思い込みですが、
この出羽三山の開祖、蜂子王子が大和国から
この地に逃れたので大和は奈良ですが、
大きく見て近畿圏〜出羽三山の繋がりを感じてしまうのです。
日本書紀に登場する月読命の物語を読んでいると
とても繊細・・。
古事記では『三貴神』誕生の部分で登場しますが、
月読命のお人柄ならぬお神柄(?)は日本書紀の中で
垣間見る事が出来ます。
男性なのか?女性なのか??それともその中間??
日本の神様は時に男性になったり女性になったりと
性別を超えて登場する事がありますが
美しい霊山の月山を遠目で見ていると非常に女性的です。
沢山の魔法を持っている月の神様は様々なものに神格化されていて
海の神、占いの神、月の神、漁業の神、農耕の神・・。
あれれ??
それぞれ神様が他にいらっしゃるのに
月読命ほど、七変化する神様は珍しい!
それほど秘密のベールに包まれた神様・・っと言う事です。
それを象徴しているかのような霧、霧、霧・・
羽黒山は『現在』を象徴する山ですが、
人生、何が起こるかわからない?!まるでこの霧の中を
進んでいるのが私たち・・なんて思って見たり。
でも、この神社は本当に霧が似合う!
晴天の日に来ると全く印象が違うのでしょうね・笑。
まずは羽黒三所大権現の秘仏を拝ませて頂きました。
そしてこの三神合祭殿には様々な神様が鎮座されていますが、
その中でも水の神(海の神)の玉依毘売(タマヨリヒメ)が
祀られているのが不思議・・。
きっと
玉依毘売は神仏習合で妙見大菩薩でもありますが、
竜王の娘でもありますから、湯殿山とご縁が深いのかと思っています。
此処に来るとゆっくりとじっくりと瞑想をして
抽象的な書き方ですが、
自分の心の『裏』を浮き立たせ、
月読命にさらけ出し、
降りて来る言葉を受け取ります。
その時、降りて来た言葉は直ぐに理解が出来なかったけれど、
断食中にその真意が見えて来た感じでした。
(また断食の章でこの辺りを書きます)
0コメント