出雲は魂の故郷 Vol.3 おてんとさまを喜ばせる事・・☆


〜綺麗に着飾った子供たち!めっちゃ可愛い♡〜


阿太加夜神社の参拝を終えた後、

再び、意宇川で執り行われる櫂伝馬踊奉納を観に

川縁へ向かいました。


開始時間が迫って来るとさすがに橋の上など

かなりの観客で溢れかえっています。


初めてなので何処から出発してどんな感じで巡航するのか

全く持ってわからない・・。

橋の上から見るのがやはり良いのかな??

っと思い何とか人垣の間を縫って観覧場所を確保しました。


観光客より圧倒的に地元の方々が多く、

みなさん、お年寄りを気遣い、

より見やすい方へと場所を空けて行きました。


この地元感が微笑ましくもあり心を熱くします。

そう・・

emyのような新参者が同席させて頂き、

申し訳が無い気持ちでいっぱい。。。


地元の方がより見えやすいように配慮をして

なるべく邪魔にならないように静かに

その時を待ち構えていました。



合図と共に次々と櫂伝馬船が出航。


『ホーランエンヤ!』


の掛け声が会場全体を包み込みます。



船は橋の近くでUターンをして円を描きながら進んで行きます。


『ホーライエンヤ』の言葉は

中国の不老不死の山『蓬莱山』から来ている説と

五穀豊穣の『豊来』の意味とがあるようです。


元々、このお祭りの発祥は

江戸時代、天候不順で凶作が予想され、

農耕の神でもあるお稲荷さんに祈願したとの事。


それが非常にご利益があったようで

その後、370年も長きに渡り

12年に一度、近年では10年に一度、この式年神幸祭を

執り行われています。


日本のお祭りの基本と原点は


『五穀豊穣』


やはり農耕民族ですからね。

お天道様を喜ばして豊作へ繋がるようにしなくては!!笑


おてんとさまと縁の深いおきつねさま・・。

この日はお狐さまが降りて来ているのか

雲ひとつない快晴!!

(おかげで思いっきり日焼けしてしまいました・汗)




今度は橋の下からちょいと覗き見!!

五大地と呼ばれる地域の方々が繰り出す5隻の櫂伝馬船!

そして船の上で踊る


天を指す剣櫂(けんがい)、右手をかざし空を見上げ踊る男性。

天空へ華麗に采(ざい)(←棒の先に紙や布を付けたもの)を

振り舞う采振りの艫(とも)。


この両者の踊りはまるで歌舞伎を観ているような

艶やかさと美しさ・・。


遠くから見ていても魔法にかかったような

不思議な感覚に陥ります。


凄いお祭り!!こんなの見た事無い!!


今まで参加させて頂いた貴重な神事は

どちらかと言うと厳かで静かで、凛とした空気を

感じる事が多かったのですが、


このホーランエンヤはまさに爆発する祭りのエネルギー・・。

こんなお祭りだとさぞかしお天道様もお喜びの事でしょう・笑。


5隻の櫂伝馬船の巡航が終わった後、

今度は陸に上がり、

町内を練り歩きながら阿太加神社へ向かいます。



狭い道を大きな船が通り、

目の前で舞が披露されていてこれまた大迫力!!



剣を振り回すその姿が何とも精悍な事か・・(カッチョイ〜)



そして後ろには上半身をそり返し、

天空に采(ざい)を振り回す艫(とも)。





中央には綺麗にお化粧をした子供達も乗っています。

ゆっくりと時間をかけて5隻の櫂伝馬船は神社へと進んで行きました。


そのあと、今度は神社の中で奉納の踊りがあったのですが、

emyはとりあえずここで観覧を終了。


最後まで観たかったのですが、

事代主命がさっきからお呼びになる・笑。


っと言う訳で、ここから更に1時間以上かかる

美保関の事代主命の総本宮『美保神社』へ向かいました。


(to be next week!)



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