Great Natural Healing Vol.8 レインボーサーペント・・☆


レインボーサーペント・・

ウルルはアナング族の伝説で


『虹色の蛇の卵』


と言われています。


そして目の前に現れたレンボーサーペント・・

思わず両手を太陽に向けて神々の存在を肌で感じます。



登り始めた時はあまり風が吹いていませんでしたけれど

ものの30分も経たないうちに

ウルルに風が吹き荒れ出しました。



ツルツルとした岩肌・・

滑りそーで、

そしてあまりの高さで、

ましてや何も遮るものがなく、


滑って転べば確実に死に至るような怖さと険しさ!!


ビジターガイドにも

警告として


登山に挑んで亡くなった方が35人以上。

命を落とす危険あり。

高所恐怖症と体力に自信のない人は登山しない。


などなど、

ものすご〜〜い文面が並んでいました。


そう!!

emyはモーレツ高所恐怖症!!!


足はガクガク、

あまりの恐怖で涙を流しながら

登頂開始!!


高所恐怖症の癖に何故登る??

自問自答が続きます・笑。


途中で益々、風がきつくなり、

岩の中腹でギブアップ。


とても頂上まで登れない・汗・・

でも、きっと人生の中で

高所恐怖症のemyが

ここまでチャレンジする事はなかったので

最後は自分で自分を褒めました・笑。



斜面に裸足で大文字に寝転がり、

アナング族が崇拝した、

世界を作った核となる

レインボーサーペントに身を委ね

神秘のエネルギーに触れて30分以上・・


頂上から降りてきた人々から

すかさず


『大丈夫?』

『気分が悪いの?』

『怪我した?』


と声をかけられてしまい、


I'm OK!Just being Rest ・・

(大丈夫!ただ休んでいるだけ。)


と答えながらも

心配させている事に申し訳ない気持ちも湧いてしまい・・


でも、離れられない。

気持ち良すぎる!


すると気が付けば隣に

初老のヨーロピアンの男性が

頂上を見上げていました。


すると、


『Scary!(怖い)Scary!(怖い)』


と上から両膝が血だらけの初老の女性が

這い蹲りながら降りて来て、


emyの横に居た初老の男性に

しがみつきました。


その女性はよっぽど怖かったのか

その恐怖の模様を初老の男性に

抱きつきながらまくし立てていました・笑。


すると続いて日本人の男性が降りて来て、


『益々風が強くなっていますよ!

これ以上登るのは危険です!』


と頂上の状況を説明してくれました。


そっか・・

ビジターガイドにも書かれていたけれど、

ウルルは登頂するものではないんだ・・


と思いつつ

ゆっくりと下山しました。


下山するとゲートは閉められていて

既に登頂は出来ない状態でした。


まだ時計は9時30分!


せっかくなのでマラウォーク散策をしました。



まるで光の道に吸い込まれるように

散策路を歩いていくと

不思議な形状の岩が沢山ありました。



岩の横に折り重なるように大小の岩がゴロゴロ・・

しかも空洞になっている部分が多く、

きっと先人たちはここで生活していたのか?

お祭りをしていたのか??


タイムトリップして

頭に様々な映像が降りて来ます。


するとやはりあくびが止まらない!!

時間軸がずれてしまうと

猛烈な睡魔に襲われるのは日本も同じ・笑。


洞窟や、昔の品々を目にすると

決まって起こる不思議現象です。




ダイナミックで神秘的な自然の形状を見ながら

ビジターガイドに書かれていた

文面が頭の中をよぎります。


ー重要な事は周りの全てに耳を傾ける事ですー


確かに空洞になっている穴の間を

風が吹き抜けると

不思議な音が聴こえて来ました。


自然が作り出す聖なる音・・

目を閉じて耳を澄ませば


この聖なる土地は守られるべきだし

守っていかなければならない気持ちが湧き上がりました。


今年の10月から完全登頂禁止になるウルルですが、

この聖なる音を聴いていると

その理由が自分なりにわかったような気がしました。




*emyの個人鑑定事務所『fenice』のページはこちらから・・*





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