Great Natural Healing Vol.4 神が荒神へと変わる時・・☆
Kaoriさんオススメのエンプレス(女帝)の滝は
更に道が険しくて急勾配!
ゆっくりと確実に下へと滝へ近づいて行く感じでした。
「ウェントワース滝より道が険しいけど大丈夫?」
とKaoriさんに念をおされていましたが、
愛さんもemyも行きたい気持ちが更に上で・笑。
滝はその最高の浄化力を味わうと
まだ見ぬ水神を求めて
心の中がウキウキしてきます。
どんなに道が険しくても・・笑。
下りの道では既に山のてっぺんから
水が滴り落ちていて、
既にウォーターワールドの中に潜り込みます。
エンプレス(女帝)・・
と言う名前が付いていますが、
肌で感じる空気は非常に厳しく男性的。
もっと言えば、古代ではここで何かお祭り事をしていた
斎場ではなかったのか??
と頭の中に妄想が広がります。
そしてウェントワース滝の倍以上の時間がかかり
やっとこさ、エンプレスの滝に到着!
写真ではお伝えしきれない程の大きな滝です。
ここはまだ第一段階で、
まだ先に進もうとすると、
先に進んでいたKaoriさんと愛さんが立ち止まっていました。
「この先は滑落者が出たみたいなので侵入禁止みたい!」
あら・・
確かにこれ以上進めないように道は塞がれていました。
この時、何故か思ったのです。
水神とアボリジニの神々が怒ってる・・っと。
何故ならエンプレスの滝へ行く途中、
自然の木々に無残にも誰かが
名前を掘ったり落書きをしていました。
しかもそれが結構、無数にあって
何だか心の中が複雑な気持ちになったのです。
元々、神聖な場所に足を踏み入れさせて
頂いていて、
自然に対する崇敬の念と感謝の気持ちを持っていると
そんな自己啓示欲の行動には出ないはずなのに・・。
木に刻まれた文字は消す事が出来ません。
その痛々しい情景を目にした時、
神が荒神へと変わり、
先を進む事を止めてしまったのかもしれない・・
と思いました。
言葉を発さなくても
とてつもない強いエネルギーは滝に充満しています。
そんな場所だからこそ、
プリミティブエナジーを頂くだけでなく、
ちゃんと礼儀も持ち合わさなければ
ならないのかもしれません。
この感覚は自然と共存してきた
アニミズム精神のDNAを持つ日本人だから
湧き上がっってしまうのでしょうか・・。
今度はのぼりながら岩に叩きつける滝を見ていると
太陽の光でキラキラとした虹しぶきが出ていました。
美しい・・
自然が作り出す色鮮やかな光景に
思わずうっとりとしてしまいます。
そして時間だけはどんどんと過ぎて行き
この国立公園で一番、有名な聖地、
『スリーシスターズ』へと向かいます!
それにしてもエンプレスの滝へ行った後に
頂いたランチのレッドカレー・・。
今だにあの美味しさが忘れられません!!
これもブルーマウンテンズ・マジック??笑。
*emyの個人鑑定事務所『fenice』のページはこちらから・・*
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