八幡さまと比売神(ひめがみ)さま*Vol.7 八幡さま出現の霊池☆
〜江戸時代初期に創建された薦(こも)神社の神門〜
神仏習合発祥の聖地、宇佐神宮が鎮座される大分県は
謎だらけの古代信仰に溢れている魅力的な場所!
歴史が古すぎて現地の方々も把握しきれていない神社も
随所にあって
何と言えば良いのでしょう・・
様々な妄想が頭の中を駆け巡り、
もっと、もっと、
八幡さまや比売神さまの事を知りたい
衝動にかられます。
放浪した順序が前後してしまいますが、
今回は八幡さまが出現されたと言われている
宇佐神宮の祖宮、
『薦(こも)神社』をご紹介します♫
駐車場側の入り口には存在感のあるご神木が!
素晴らしい聖地には必ず凄いご神木が鎮座されている・・
これ基本ですよね・笑。
これだけ樹齢を重ねた木が存在感を放っている!
っと言う事は、太古の時代から
この一帯のエネルギーが全く落ちて
いないと言う証拠・・。
鳥居をくぐる前に嫌でも期待に胸が膨らみます。
そして鳥居をくぐるとこれまた存在感が半端ない、
金色の目がギラギラしている狛犬さんがお出迎え。
(インドネシアのお面っぽい・笑)
その横に鎮座される『黒男神社』は
宇佐神宮の境内にも存在します。
『黒男』を指す神は『武内宿禰(たけのうちのすくね)』!
『武内宿禰』で思い出すのは
鳥取県、因幡国一宮の『宇部神社』。
明治時代に発行された500円札に
印刷されていた人物でもあり、
八幡三神の1柱、神功皇后ともご縁の深い
皇室系の人神さまです。
八幡信仰に必ず祀られているんですね。
謎多き皇族ですが、きっと
ものすご〜〜い霊力が高かったのだと思います。
11月は日本全国の神社仏閣で『菊花祭』が執り行われるので
薦神社を訪れていた時も
神門〜境内は綺麗で立派な菊の花が飾られていました。
薦神社のご神紋は珍しい『一巴』。
宇佐神宮は『三巴』なのに何故、一巴なのか??
っと不思議に思い
社務所でお聞きすると
ある一説では比売神(宗方三女神)の湍津姫神を
示しているそーで・・。
え〜・・なんで?
八幡さまじゃなく比売神、
しかも市杵島姫ではなくて湍津姫神??
っとツッコミを入れたのですが、
やはり
『さ〜〜・・わかりません!』
とのご回答・笑。
国東半島からこんなグレーな回答ばかりで
逆に面白かったです。
って事は・・
最初に訪れた『奈多宮』は市杵島姫(イチキシマヒメ)降臨。
此処『薦神社』は湍津姫神(タギツヒメ)降臨。
そして宗方大社の高宮斎場が田心姫神(タゴリヒメ)??
そしたら意外と八幡さまって
中近東からおいでになった神様だけれど、
結局、八幡=比売神、
同一神だったりして〜〜・・
なんて勝手に妄想している訳です・笑。
社務所の中で色んな質問をするemyに
宮司さんが、
『遥々、京都からいらしたんだから
この本、差し上げますよ!』
と薦神社の歴史をまとめた冊子を
頂きました。(多謝♡)
冊子に目を通したかったのですが、
夕刻で早く回らなければまりませんでした。
そして境内を抜けると池の中に朱の鳥居が見えました。
海や湖、池の中に鳥居が浮かんでいる風景は
良く目にしますが、
何だかこの池は霊力がたかそう・・。
そして池の鳥居に近づくと更に鳥居が!
そして池の事が書いてある冊子に目を通すと、
どうやら八幡さまが御出現された
三角池だそーで!!
『三角池』と書いて『みすみ池』と読みます。
しかも、この池が内宮?!!
初めて社殿ではなく池の内宮を拝見しました・笑。
この池には枕の中に入れる草『マコモ』が自生しているらしく、
八幡さまの依代(よりしろ)だそーで・・。
依代とは、神様が木や草などの自然の素材に
取り憑く意味です。
なるほどー
だからこの池が八幡さま出現の池と
言われているんだなーーっと納得。
でも、emyの妄想ではどーしても比売神さまが
いらっしゃるように見える・笑。
水だし、龍神=市杵島姫だし・・
どちらにしろ神聖な空気に満ち溢れている池なので
手を合わせて瞑想しました。
すると
『来年は、水のエレメント。
そのエレメントのエネルギーが
この三角池に満ち溢れています。
市杵島姫さま・・
まさに来年のエネルギーチャージのために
呼んでくださったのですね♡』
っと無意識に声が出ていました・笑。
2019年の初詣は
水神系の力が強い神社仏閣へ
行かれた方が良いかもしれません。
オススメの初詣スポットは
また年末の開運ネタで書きたいと思います♪
*emyの個人鑑定事務所『fenice』のページはこちらから・・*
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