八幡さまと比売神(ひめがみ)さま*Vol.4 比売神の謎を追って☆

〜国東半島・奈多海岸〜


別府でお会いした在家出家の行者さんに

『宇佐神宮六郷満山霊場』マップを頂きました。


このマップは1300年前に神仏習合の原点となる山岳宗教

『六郷満山』の軌跡を辿る地図で

有名な石仏寺以外に国東半島に鎮座される『八幡さま』の神社も

載っています。


国東半島・・

も〜古代の九州王朝の香り漂う摩訶不思議エリア・・

意外に大きな半島なので1日では全てを周りきれません!


石仏寺院も気になる所ですが、

今回は宗方三女神=比売神の謎に迫りたいので

まずは4カ所の比売神ゆかりの地、

そしてプラス『八大龍王』が祀られている神社を

巡る事にしました。

(次回は石仏寺院を巡ります!)


別府からまず目指すは、


奈多宮!


正式名称は『八幡奈多宮』です。

『八幡』が付きますから

宇佐神宮と同じ神々が祀られて
ちなみに


八幡大神 (応神天皇)
比売神  (宗方三女神)
息長帯姫命(神功皇后)

の三柱が基本となります。


この奈多宮は海岸線に鎮座されているのですが、

カーナビが示す場所に到着しても

全く神社の気配を感じない・・。


普通、鳥居とかちょっと社殿が見えていたりとか

印となるものが目に飛び込むのに

一応、『奈多宮』と示されている駐車場へ

行っても

無数の松の木が生える先に

ひっそりとした海岸が見えるだけ・・。


(あれれ??間違えた??)


っと不安になりながら奈多海岸に出て見ると

目に飛び込んで来たのは


沖合の岩礁に立っている赤い鳥居でした。



(あ〜〜〜!!市杵島姫が降臨した場所!!)


この日は最高の参拝日和で

キラキラと光る海面にそびえる朱の鳥居が

何とも幻想的な雰囲気をかもし出していました。


市杵島姫は三女神の末っ子にあたる1柱の女神で

『水』を司る水神さまでもあります。


『縁結び』で祀られていたりするので

三女神の中でもメジャー&人気はトップですね・笑。


京都にも『市比賣神社』を初め、

松尾大社や元伊勢の『籠神社』など

女性のための縁結びにつよ〜〜い女神さま!


(こんにちは!市杵島姫!!)


なんて失礼にもカジュアルな挨拶をしたら

ビュン!!と突風が吹いて

舞い上がる砂埃を避けるために

顔を真横へ向けると、

その先に白い鳥居が見えました・笑。


(あら!神社の場所を教えてくださったんですね

ありがとうございます)


きっと市杵島姫は鈍臭いemyを

見兼ねたのでしょう・汗。


何せ海岸線をかなり歩きましたから・・笑。

(改めて方向音痴を実感!!)


そして女神に感謝の気持ちを込めながら

手を合わせて白い鳥居を目掛け

テクテク歩いていきました。



真っ白な鳥居・・

そして横を向くと駐車場・・


あれ??


何か私、めっちゃ大回りして

辿り着いたよーで・・汗。


(きっと、最初に降臨した場所を

見なければならなかったんですね)


なんて訳のわからない事をぶつぶつ言いながら

鳥居をくぐりました。




社務所は閉まっていて

境内には誰もいませんでしたので

ゆっくりと瞑想をさせて頂きました。


すると比売神が、神様と言うより

何だか巫女の姿に見えて来ます・・。



あれ〜・・

何で巫女さんみたいな映像が降りて来るんだろう・・。


と不思議な思いにかられながら本殿横の立派な

御神木をちらり。


その御神木が何とも女性らしい形をしていて

思わず見惚れてしまいました♡


そして国東半島の海岸線を走っているうちに

先程、頭に浮かんだ巫女さんの映像が

ある一つの妄想仮説へと誘ってくれたのです!!



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