『縁』というお守り・・⭐︎


先週は台風21号〜北海道胆振東部地震と

大変な天災が日本を襲いました。

心よりお見舞い申し上げますとともに

一日も早く被災されている方々や街の復旧を

お祈り致しております。


スリランカ最終日の前日、

西日本に想像を絶する台風が襲撃した

ニュースを知りました。

そして関空も大打撃を受け、

明後日に控えていた

シンガポールからのフライトがどうなるのか

全く想像が出来ませんでした。


こんな時、ツイッターはほんと便利。

リアルタイムに情報を知る事が出来、

改めて災害の時は大変役に立つ

ツールだと再確認しました。


何よりシンガポール航空が

関空へ向かうのか?向かわないのか?

そしてもし、向かわないのであれば

何処の空港へ変わるのか?


情報はずっと麻痺をしていて

当日の夕方まで

何も決まっていませんでした。


コロンボからシンガポールまでは定刻通りの

フライトでしたので

ちょっと早めにコロンボ空港へ向かい

チェックインカウンターで交渉をしようと

思っていました。


台風の災害は早くも世界中に情報が

発信されていて

コロンボ市内にいても

行く場所、行く場所、


「日本人?」

「台風大変だったね?」

「大丈夫?心配だね」


などみんな、一観光客の私に

色んな言葉をかけてくれました。

こんな時、誰もが他人事に

思っていないんだな・・

と感じます。


そして空港のチェックインカウンターへ

向かうと

1組の日本人夫婦が、何やら

カウンターレディーと

話込んでいました。


何かコミュニケーショントラブルを起こしているように見えたので


「どうされました?」


と話しかけると


「関西空港行きのフライトが無くて

変更したいのですが、なかなかそれが通じなくて・・」


と困惑されていました。


どうやら私と同じ飛行機だったみたいなので

カウンターレディーに

あらかじめ調べておいた

名古屋空港行きの飛行機に

空席があるかどうか調べて欲しい。

と尋ねました。


するとカウンターレディーは


「ここでは把握できないので

とりあえずチャンディ空港(シンガポール)で荷物を取って、

トランスファーカウンターで

尋ねて欲しい」


と言われました。


「いえいえ、できればここで名古屋行きを確定させて

荷物を日本まで預けたいのですが。。」


と再度、尋ねると

シンガポール航空の社員がやって来て、


「あなたのオーダーはわかりました。

その方が安心ですよね。

ちょっと待っていてください。

私が会社に聞いて来ます。」


と言ってくれました。


それから15分くらい待つと戻って来て

名古屋空港までちゃんと席を取ることが

出来たと話てくれました。


するとそのご夫婦から


「本当に助かりました!

ありがとうございます!!」


とかなり安心されたご様子でした。


「ところで名古屋までの便は

取れましたけれど、

シンガポール丸1日時間が

あるじゃないですか?

トランジットでも外に出て

観光できるんですかね?」


とお尋ねすると、

そのご夫婦は


「大丈夫ですよ!

僕たち、スリランカへ向かう時、

トランジットの待ち時間に

観光へ行きましたから!」


とチャンディ空港へ到着した後、

観光へ行くまで

ご一緒してくださいました。


そしてコロンボでチャンディ空港へ

向かう便を待っている時、


北海道の地震を知りました。


日本時間は夜中3時過ぎ・・


それでなくても台風でかなりショックを

受けているのに追い打ちをかける衝撃です。


2018年。

新しい幕開けにしては少々荒過ぎます。

それほどの大きなエネルギー移動が

世界全体に勃発しているかもしれません。


そんな時、自然の流れに任せるしかない

人間は本当に無力。


そんな思いが湧き出ると同時に

昨夜見た満天の星が輝く空の美しさとの

対比が何とも言えず・・

胸が締めつけられました。


そしてシンガポールは初めて。

全く予定にしていなかったので

全く情報がわかりません。

そんな感じで右も左もわからず、

どーしようかと思っていると

Face book を見ていた東京の友人が

色々とシンガポール情報を送ってくれ、

大変助かりました。


シンガポールでもタクシーへ乗った時、

現地のタクシードライバーさんが

めっちゃグルメで、

色々美味しいお店を紹介してくれました。


スリランカと同じく

シンガポールの人たちからも

日本の状態について色々と

話しかけられました。


そして名古屋空港へ無事到着し、

リムジンバスで京都へ向かおうと

していた時、

一人のドイツ人女性が後ろに並んでいました。


彼女はKLMで関空へ向かう予定でしたけれど、

スキポール(オランダ)空港で2日も足止めをくらい

最終的にルフトハンザに乗り換えて名古屋に

到着したそうです。


日本大好きなその女性は

前回、福井県小浜市に10日も

滞在していたそーで。


「なんで?小浜市??」


と尋ねてみると

小浜市に彼女お気に入りの

オーガニック野菜を食べさせてくれる

ゲストハウスがあるらしく、

定期的に通っているとのこと。


最近のツーリストはマニアックな人が

増えています・笑。


今回、

このような経験をして、

出会いのご縁にとても助けられました。


そして


『縁』ってお守りみたい・・


と思いました。


このご縁のお守りのおかげで

心強かったし、色んな場所に行けたし、

何よりもみんな『見えない糸』で

繋がっている暖かさを感じました。


まだまだ此処に書ききれない程の

ご縁がありました。


自然の前では無力な人間は

人と人との繋がりで生かされて

いるのでしょうね。


またスリランカの放浪記を

書いて行きたいと思います♬



*emyの個人鑑定事務所『fenice』の

ページはこちらから・・*










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