笹に願いを・・☆
金曜日から続いた連続的な大雨は
西日本に大きな被害を及ばしました。
日曜日の今日、京都は雨も一旦、止まり、
でも時々、降っていたりと
かなり小康状態になりつつありますが、
河川敷や山間部ではまだまだ予断が許されない
不安な状態が続いています。
地震が来たかと思えば今度は大雨、
西が揺れたかと思えば今度は東が・・
今年はある意味『スタート』がキーワードに
なっていますけれど、
ここまで天災が重なると
何とも荒っぽい変動が続いている事に
心が痛みます。
昨日、7月7日は『七夕』
色とりどりの短冊に願いを込め、
笹の葉に結んで
願いが天の神々に届くように託しますよね。
『七夕に笹』
笹は古来から生命力の強さに神聖なものと崇め、
神が宿るとし、
神事にも良く使用されます。
龍安寺・emy庵の裏庭は最初、
かぐや姫が出てくるんじゃないか?
と思う程、竹がうっそうと伸びていて
綺麗に伐採をしましたけれど、
深い所の根は四方に張っているため、
切っても切っても伸びて来ます。
しかし、その凄い生命力のおかげで
地震にも大雨にも地盤が緩む事なく、
古い町家ですが、悪影響が出ていないのも事実。
そんな植物の神秘性を見た時、
何時も生物学者・福岡伸一氏の言葉を思い出します。
〜私たちよりもずっと何千年も前から存在している
植物たちは私たちよりもずっと素晴らしい知恵と
頭脳を持っています〜
確かに・・
こんな天災が起こってどうしようも出来ない
無力の私は
七夕の笹に願いを乗せる事しか出来ません。
そう・・
人間は『祈り』と言うマジックを持っています。
自分のため以外にも
家族のため、友人のため、
またこの世の中のため・・
頭の中に一生懸命、天照大神のような
太陽の光をイメージして。
荒ぶる神々が鎮まるイメージをして。
すると明け方、一瞬、雨雲の間から一筋の
光を見る事が出来ました。
『願いの力』
その一筋の光を見た時、
『願いの力』をもっと
ポジティブなエネルギーに変えたいと
強く思いました。
今回の天災で多く方々が犠牲となってしまいました。
その中で生かされている私。
そんな生かされている意味を考えながら
日々、精進していきたいと思っています。
今回の天災により被災された方々に
心から哀悼の意を表します。
まだまだ不安な日々が続いてしまうと思いますが、
1日も早い復旧と日常生活に戻る事が出来ますよう
お祈り致しております。
*emyの個人鑑定事務所『fenice』のページはこちらから・・*
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