黄門さまは文化人!*常陸国の国づくり・・☆
〜県道にそびえ立つ立派な大洗磯前神社・二の鳥居〜
年間通じて何度か神社へ足を運びますが
ほとんどが
『何かに呼ばれて』
行くケース・・
その土地に呼ばれるのか?
見えない八百万の神々に導かれるのか??
真相は解明されませんが、
2018年の元旦から
ズーーーーっと気になっていたのが
常陸国(ひたちのくに)に鎮座される
二社の神社でした。
今まで常陸国の神社は
鹿島神宮だったり、常陸国出雲大社だったりと
決まっていたのですが、
今回、一番気になっていたのが
日立市の『御神社』、
そして大洗町の『大洗磯前神社』
でした。
神社参拝へ出かける時は
なんとな〜く『無』の状態で行きたいので
何が鎮座されているのか?
どの神様が祀られているのか?
は全く情報を入れないで行く事が多く、
今回も訪れてから
どんな御由緒があるか?
などを知って
『何で呼ばれたのか?』
の謎解きをするのが恒例行事・笑。
名古屋イベント終了後、東京へ移動して
神社本の打ち合わせを終え、
更に東北へ移動。
イレギュラーの東京出張が決まった時、
『これはいよいよ常陸国の神々に呼ばれたな!』
と感じていました。
あまり力が入っていなかったので
のんびり東京は10時頃、出発すればよいな。。。
っと思っていたのですが、
時間的に足りなかった・笑。
常陸国の神々を侮るなかれ・・
むむむ・・これはもう一度、
足を運ばないといけないな・・
っと後悔のうずうず状態・笑。
でも前日の大雨とは異なり、
最高の神社参拝をする事が出来ました。
最初に訪れた大洗磯前神社は
駐車場へ車をとめた時からテンションが上がります。
何?この磐座・・
(駐車場に凛として佇む)
その後ろにそびえ立つ木も凄い!!
もぉ〜既に神様の息吹を感じます。
写真で見た事がある太平洋の大海原に鎮座する
『神磯の鳥居』も早く見たいけれど、
まずは本殿にご挨拶へ行かなければ・・
っと遠くに見えている海を横目に
本殿へ向かいました。
海に近い神社だけあって
熊野速玉本宮のように
竜宮城感満載ですが、
どの神様が祀られているのだろう・・
と御由緒に目を通すと、
『大己貴命 (おおなむちのみこと)』
『少彦名命 (すくなひこなのみこと)』
の二柱の主祭神でした。
「うぁ〜〜チーム国づくり!!」
とちょっとビックリ。
この二柱の神々は
古事記の中で『国づくり伝説』に登場する
二柱神です。
大己貴命 (おおなむちのみこと)は
大国主命(おおくにぬし)の別名。
『国づくり伝説』といえば直ぐに
出雲国を思い出しますが、
けっこ〜このチーム、
日本全国のあちらこちらに
『国づくり』時々『温泉づくり』を
していらっしゃる。
あれ?だから常陸国出雲大社があるの??
っと頭をよぎりましたね。
やっぱり古代から
『大己貴命+少彦名命』
けっこーいい仕事しているんですよね・笑。
ちなみに『少彦名命』は
童話・一寸法師のモデルになったと
言われていますし、
『薬の神様』として
祀られている神社もあります。
そーいえば、
大国主命も大黒天さま以外に
薬の神様として祀られている時もあるし・・
っと言う事はこの二柱の神様は
『薬』が共通していて、
やっぱり古代から病を治す『薬』は
神懸かりの存在だったのでしょうね・笑。
〜竜宮城を感じるのは本殿に施されている色鮮やかな彫刻たち〜
常陸国(茨城県)の神社へ参拝に行った時、
何時も驚かされるのが
主祭神以外に祀られている
神様の多さ!!
此処『大洗磯前神社』にも
宇宙の神様『天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)』から始まり
軽く20柱以上の神々が軒を連ねていて
ビックリします。
ハッキリ言って、
開運・恋愛・仕事・家内安全・金運・・・
それぞれのエキスパート神がスタンバイしているので
何でも叶えてくれそうな心強さ・笑。
何故、常陸国は此処まで八百万の神々が
集結しているか??
めっちゃ不思議です。
そしてちょっと宇宙っぽい。
大体、『常』『陸』って
漢字の歴史に詳しい訳ではありませんが、
『常世(あの世)』と『陸(この世)』を結ぶ意味が
ありそーで、
きっとこの名前の由来は
天孫降臨炸裂の事件が多くあったのかもしれません。
それほど不思議なスポットが多いと思います。
そんな神々が降臨したと言われる『神磯の鳥居』へ・・
大海原にそびえ立つ鳥居は何度か拝見していますけれど、
この『神磯の鳥居』もかなり神々しい・・
やっぱり天孫降臨は龍神の通り道でもある
『龍穴』と繋がっているんですよね。
『竜宮城』って言いますし、
末社には龍神も祀られていました。
今回、改めて感心したのが
『水戸黄門』でお馴染みの
常陸水戸藩主・徳川光圀公です。
黄門さま、
テレビドラマでは
助さん、格さんと一緒に日本中を旅して
人情味溢れる『天下の副将軍』として
描かれているのですが、
今回、常陸国の神社を参拝していて
黄門さまが社殿を綺麗に改築した記述が
多数目に入りました。
ちなみに京都の男山に鎮座される
『岩清水八幡宮』も
黄門さまが社殿を綺麗改築!!
しかも黄門さまがプロデュースした社殿は
美しい形や彫刻などの造形品が素晴らしいんですよね。
勝手な想像ですが、
黄門さまって美意識がかなりお高い将軍さま
だったのではないか??
っと思ってしまいました。
でも頭の中では
悪者を成敗した時の勝利の高笑いが
どーしても離れませんけれどね・笑。
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