ニッポン式開運法*バランス大国ニッポン☆

〜平成の大遷宮を迎えた時の出雲大社〜



近年『神社』の存在が深く見直され、

参拝へ行かれる方も本当に増えましたし、

もっと言えば『御朱印』もそのムーブメントと共に

変化し続けています。


15年かけて御朱印帳は33冊。

さすがに御朱印は卒業しているemyですが、

最近の『特別御朱印』を拝見していると

煌びやかで、スペシャル感満載!

社務所に掲げられている御朱印は

目を見張るものがあります。


クリエイティブな観点から見ても

神社の御朱印は本当に

カッチョ良い!

集めたくなる気持ちもよ〜く分かります・笑。


そんな『神社』は

信仰心のアル・ナシに関係なく

厳かで神聖な神域に足を運ぶと

心身共にスッキリとしますし、

元気を頂き、神様に手を合わせて

自分を奮い立たせる空間でもあり、

家の周りには必ず鎮座されている

日常の一部のような存在です。


ニッポンの神社のベースは

自然崇拝(アニミズム)!

宇宙の神様に始まり、森羅万象の神々が

神社に祀られています。


そして古代から『陰陽』バランスの

意識を高く持っていたのも日本。


例えば

『古事記』の上巻、国譲り伝説は

それまで絶大な勢力を持っていた

島根県の出雲国から奈良県の大和国へと

時代が移って行く旨が記されています。

しかし、完全に政権が分離したわけではなく、

出雲大社に鎮座する大国主命は

『幽(ゆう)』

すなわち人間の能力を超えた世界、

いわば神々や祭祀の世界を司る地となり、

一方で、天皇は大和の地において

『顕(けん)』

すなわち目に見える現実世界、

政治の世界を司る地となりました。


それは古代において出雲と大和はそれぞれ

『幽(ゆう)』『顕(けん)』

を象徴する場所として、

重要な役割を担っていたのです。


しかも三輪山を御神体としている

『大神神社』の主祭神は大国主命・・。

出雲と大和は繋がっていますよね!


そして伊勢神宮と出雲大社も

明治時代までは

一つの括りとして考えられていて


日が昇る東に伊勢神宮と

日が沈む西に日御碕神社(出雲市)で

陰陽のバランスをちゃんと取っています。


因みに日御碕神社にお祀りされている

『天照大神』のお社の名前は

『日沈宮(ひしずみのみや)』となります。


国産み・神産みの夫婦神、

イザナギ・イザナミも最後は

イザナミが黄泉の国へ旅立ち、

イザナギは禊ぎをして

その後の日本を中心となる三貴神、

(アマテラス・ツキヨミ・スサノヲ)

が誕生しました。


そして日本の神様はどの神様も

『荒ぶる神』となり

災いを起こす存在でもありますので

多くの神社には

その神様の『荒神御霊』を鎮める

お社も鎮座されています。


この様に神話からも

『バランス』を取る事が如何に大事なのか?

を学ぶ事が出来ますよね。


運命のバイオリズムも

波を打っている様な形です。

陽に傾きすぎないよう、

陰のままにならないよう、

バランスを取りながら人生は続いて行きます。


そしてそんな運命の波を大きく揺らした出来事は

2013年に

出雲大社と伊勢神宮とが、そろって遷宮を迎えた

ダブル遷宮!!

実は非常に縁起の良いタイミングと言われていて

出雲大社は60年に一度、

伊勢神宮は20年に一度、

遷宮を迎えますが、

このダブル遷宮は60年ぶりだそうで・・


今年は2022年なので丁度、9年前となりますよね。

数秘術的に『9年サイクル』の定義が

ありますので

個人的にちょっと思い深い事を

感じています。

(また年末に書きます・笑)


そんな神様までバランスを取っている国に

住んでいる私たちは

大きく揺れている世界情勢の中でも

安全に暮らせていると思います。


なんだかんだ不満があったとしても

安心して暮らせる環境を作ってくれている

古代の知恵に崇敬の思いがあります。


『神社』を通じても

そんな様々なバランスを感じています。


この絶妙なバランス感覚!

そのバランスはこれから未来へ向けても

安心と安全を続けていけるのでしょうね。


ニッポンは凄いバランス大国!!



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