フェミニン*エナジー Vol.2 バロッサの木霊(こだま)・・☆
〜真夏で乾燥した空気の中でもしっかりと根を張っているバロッサの木々〜
バロッサはフェミニン・エナジーに溢れているだけでなく、
広大な大地にしっかりと根を張る大小様々な木のエネルギーも
素晴らしい場所です。
まさしく『木の精霊』が宿っている感じ・・
神話の時代から『木』は天と地を繋ぐアンテナのような
働きをもたらし、
旧約聖書でもエデンの園には『命の木』と『善悪の知識の木』を巡る
アダムとイブの物語がありますし、
仏教の開祖であるブッダも菩提樹の木の根元で
悟りを開きました。
日本でも奇祭、諏訪大社の『御柱祭り』では
社殿の四方にご神木を建てますし、
樹木に宿る精霊は『木霊(こだま)』と呼ばれ、
私たちが山で声を張り上げると戻って来る『こだま』現象は
この木の精霊たちの仕業から名付けられました。
日本にとっても『ご神木』はとても大切な神のエネルギー・・
そんなものすご〜〜い木霊の息吹が
バロッサ全体に満ち溢れていて
凄いな〜・・っと感動の嵐!
滞在中は毎朝、散歩に出かけましたけれど、
ずっとユーカリの大木の間を歩いているだけで
神社の鳥居のように浄化されていく感覚に陥ります。
遠くから見つめるカンガルー・・
知らなかったのですが、カンガルーは夜行性動物で
早朝と夕方しか姿を見せないそーで・・
警戒心が強いのか、野生のカンガルーは
何時も遠くから私たちを眺めていました・笑。
まるで魔女が出て来るよな枝ぶり!
時に台風並みの強風にさらされながら
長い年月、この土地を守り続けています。
こちらはバロッサ郊外に存在する
『ハービック・ファミリー・ツリー』!
なんとこの木の中にドイツから移住して来た
ハービックファミリーが5人で住んでいたと言う・・
確かに木は末広がりに丁度、空洞が出来ていて
きっとハービック家はこの巨木に癒されていたに
違いありません。
年輪を重ねた樹肌に触れると
ビリビリと手にエネルギーが入って行きます。
それは決して怖い感じではなく
見守ってくれているような優しいエナジー・・
どんなに文明が発達したとしても
木の温もりに勝るものはありません。
実際に京都でふる〜〜い木造の町家に
住んでいて、
今年は特に寒さが身にしみますけれど、
家自体が呼吸しているようで
まるで母体の中にいるような安心感と安定感があります。
オーストラリアに多く生息する『ユーカリ』は
先住人、アボリジニ人にとって
傷を癒したり、殺菌作用の強い樹液を
精油にして使用していました。
しかし、全く食用に向いていないユーカリの葉が主食の
コアラって、ほんと凄いと思いますね・笑。
って今回、コアラだけはお目見えしていませんけれど・・笑。
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