emy's 超常現象ファイル*動物達の『愛』・・☆

〜80年代NYで活躍したポップアートの神様・アンディーウォーホルの猫〜


コロナ禍で、家に滞在する時間が多くなった事もあり

以前にもまして空前のペットブームが到来。

ペットの存在は家族のような、癒しの存在で

私達と密な関係と絆を作っています。

彼らの人間の能力を遥かに超えた『生きる為』の本能は

時に

テレパシー??

と感じる事もありますよね。

天災が起こる前の予知、

家族の健康異変、

目に見えない存在を感じ取る本能・・etc

それ以上に彼らは私達に

『無償の愛』

を与えてくれています。

彼らにとって生きて行く上で

安全な環境、安定した食事を与えてくれる家族は

最強のパートナーであり、

そのパートナーと共に歩むため、

ツンデレな態度をとっていたとしても

常に家族の状態を気にかけています。

それは自分の生命維持の為なのかも

しれませんが、

『無償の愛』と言う形で

私達に与えてくれているのも事実です。


しかし、この『無償の愛』は

古代から人間と共に暮らして来た

動物にしか存在しません。


いわゆる『野生』の動物たちは

私達、人間を敵と見做し、

襲われる時もあるし、

共存するのが難しい場合も

出て来てしまいます。


そう・・

元々『野生』だった彼らは

感情を持つ人間と共存する事により

相手を思いやる気持ちや態度などの

『愛情』を学習し、

長い年月をかけてそのDNAを受け継ぎ、

現在の『無償の愛』へと

繋がっていったのです。


実際にネコ科であり

百獣の王と言われるライオンでさえ、

怪我など瀕死の状態で人間に保護され

治療を受け、また自然に戻されたとしても

自分の命を助けてくれた人たちの事を

忘れはしません。

ドキュメンタリーで

何度か感動の再会シーンを

見た事がありました。


『愛』は人間や動物に育まれる

最強の超常現象ですよね。



仏教の世界でもこわ〜形相だけれども

『愛』を司る密教の

愛染明王

がいらっしゃいます。

獅子の冠と怒っているような形相で

『愛』とは正反対のイメージが

あるのですが、

このお顔は

世の中が穏やかに治まっている事を意味する

静謐(せいひつ)

心の状態が休まっている状態を意味する

涅槃(ねはん)

は相身互である事を表しています。

仏教の世界でも『愛』は

人生を歩む上で大事なエネルギーなのです。


人間でも動物でも

『愛』の力が強ければ強い程、

『憎しみ』の強さも同じだけの強さを

持っています。


『憎しみ』が強くなると

『呪い』と変わり、

またその『呪い』は災い事と

転じてしまう・・


(くわばらくわばら・汗)


情念の強い日本人にとって

『呪い』は古代から身近なものでした。


次回はそんな『呪い』に関して

書きたいと思います。



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