emy's 超常現象ファイル*生霊(いきすだま)・・☆
〜ベートーヴェンの『第九』をモチーフとしたクリムト画・ベートーヴェン=フリーズ〜
日本人は古来から自然崇拝(アニミズム)の精神が
脈々と受け継がれている事もあり、
『目には見えない世界』について
意識が高い部分があります。
目には見えないものに守られている。
目には見えないものを崇敬する。
目には見えない原因で何かが起こっている・・。
その『目には見えない何か』の
影響を受けていて
自分の状態や運気が変わる
原因として
『生霊(いきすだま)』
に紐づける事もありますよね。
『生霊(いきすだま)』はよく
『生き霊』と言う言葉で使用されていると
思うのですが、
正直、良い意味で使われる事が
ありません。
emyは対面鑑定でいらっしゃるお客様、
そして電話鑑定でお客様の声を聞いた時、
瞬時にそのお客様が
『目に見えない何か』に
取り憑かれている状態を
妖怪アンテナで察知します。
そしてそれが何かしら
健康や運勢に悪さをしている場合は
お祓いをし、
お客様の思い込みで
何も影響を及ぼしていない場合は
その旨を伝え、
お客様の心の中をほぐします。
『お祓い』
とお聞きすると
メディアで見かけるように
護摩焚きをしたり
滝行をしたり
凄い秘儀を扱わなければならない
印象があると思うのですが、
emy自身、それが
どこからやって来ているものなのか?
誰のものなのか?
の根本的な原因を突き止めれば
意外にあっさりと祓われてしまう事が
多いです。
実際に具合が悪くなって
病院へ行っても原因が分からない時に
電話鑑定でその原因を調べる事もしばし・・。
中にはemyの手では追えない
モーレツなものもありますので
その時は修行をされて
特殊な秘儀を取得されている方々の
お祓いをして頂くよう、
アドバイスをさせて頂く場合もあります。
そもそも『生霊』は
飛ばしてやろう!!
と思って飛んでくるものでもありませんし、
霊媒体質だから『生霊』の影響を
受けやすい・・。
と言うものではありません。
誰かを愛おしく思う。
誰かを心配する。気をかける。
そんな相手に対してポジティブな
気持ちも
『生霊』となります。
一般的に『生霊』は
妬み、恨み、など
自分の心の中で相手に対して
ネガティブなイメージを持って
相手に何かしらのダメージを
受けさせるものと
思われがちですよね。
しかし、私たちは
何かしら家族や社会と繋がっている以上
『思う』事は
良し悪し関係なく湧き出る感情です。
ただ、生きていく本能で
人間は『楽しい事』『嬉しい事』の
エネルギーよりも
『悲しい事』『辛い事』の
エネルギーが絶大に大きくなっています。
だからどうしても
『生霊』のエネルギーは
ポジティブよりも
ネガティブイメージが強くなって
しまうのです。
平安時代から伝わる言葉で
〜人を呪わば穴二つ〜
があります。
この言葉は元々、
陰陽師が相手に呪詛をかける時、
自分にもその呪詛が帰って来る可能性も
秘めているので
お墓を2つ用意しなければならない・・。
と言う意味です。
emyは『生霊』に関しても
同じ事が言えると思っていて
相手に対してポジティブな生霊を
飛ばす(思う)のは
自分に対してもポジティブな作用をもたらし、
相手に対してネガティブな生霊を
飛ばしているのであれば
それは自分に対してもネガティブな状況へと
落ちてしまう・・。
そう・・
『思い』は伝染します。
それは科学では証明出来ない
摩訶不思議なエネルギー現象。
『生霊』は
その名の如く
『生きている霊』。
『霊』は『魂』
そして生命体のエネルギー。
長年、鑑定のお仕事を通じて
『生霊』の本質は
怖い、恐ろしいものではない、
考え方、捉え方ひとつで
その『生霊』は
良い意味でも悪い意味でも
影響を及ぼすものでる事を
お伝えしていきたいと思っています。
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