魅惑の磐座ワールド*出雲国の磐座・・☆

〜出雲大社の大国主命像〜


古事記では『国造り』の舞台でもあり、

古代日本の最大勢力を誇った出雲国。

個人的にも神社にハマるきっかけを

授けてくれた特別な聖地です。


そして日本全国から集まってくれた女子たちを

10年以上、参拝&聖地ツアーへ

ご案内させて頂きました。


出雲国の中心となる出雲大社。

御神体そのものは神社の裏手の八雲山。

山自体、禁足地の聖域で大きな磐座があり、

その岩肌が見えている場所に

素戔嗚をお祀りする

『素鵞社(そがのやしろ)』

鎮座されています。


〜遷宮へ入る前、20年前に撮影した『素鵞社(そがのやしろ)』〜


今回はそんな神秘とパワーを秘めた出雲国の中で

厳選した磐座ワールドをお届けしたいと思います。


まずは一筋縄では到着出来ない

島根県・平田市に鎮座される


『韓竈神社(からかまじんじゃ)』!!


山の中腹に鎮座される韓竈神社は

創建が不明で(と言うくらい古いお社)

まず社殿へ辿り着くまでの道も急な石の階段が続き、

半登山のような感じ。



そして最後の難関がこの狭〜い岩場の入り口!

まさかこの奥に神社があるとは・・

と言う感じです。



狭い岩場をなんとか潜り抜けると

岸壁に張り付くように社殿が鎮座されます。


この韓竈神社の主祭神は『素戔嗚尊』

拝殿の所にノートが置かれていて

そこに願い事を書くと必ず叶うと

されている隠れパワースポットです。

(確かに叶いました・笑)


手を合わせているとどこからもなく

いきなり鷲が現れて、

(素戔嗚尊の化身だ〜〜〜!!)

と興奮した事を覚えています。

また訪れたいと思っていますが

ちょっと気合いを入れないと

簡単には立ち寄れない聖地です・笑。




旧暦の10月10日に執り行われる『神迎神事』の舞台となる

稲佐の浜。


そして八百万の神々の道標のような巨石の島があります。

神仏習合の時代は『弁財天』そして現代では竜宮城の女神、

『豊玉姫』が祀られていて

島の名前も沖ノ御前、沖ノ島と言われています。

この稲佐の浜の先には古事記の『国譲り神話』の

舞台となった『屏風岩』と言う名の磐座が・・。

アップしている写真は『神迎神事』当日の風景!

どんなに天候が荒れていても神様たちがおいでになる

夜の19時になると風雨がピタっと止まり、月がぽっかりと

出て来て非常に幻想的な神事。

この神事に参加すると

(神様って本当にいるかも・・)と

思わずにはいられません。





古事記の上巻(かみつまき)の神話が凝縮されている出雲。

そして此処はあの世とこの世の境目を示す磐座

『黄泉平坂(よもつひらさか)』です。

またこの黄泉平坂の近くには黄泉の国の女神、

イザナミを祀る揖夜神社が鎮座されています。

独特な雰囲気を醸し出している出雲の黄泉の国ですね。




そしてこの巨石はひっそりとした山深い聖地に

鎮座される須我神社の奥宮(夫婦岩)!


大小3つの磐座で構成されている聖地で

巨石2つが素戔嗚命と櫛稲田姫の夫婦神、

そして小ぶりの石が二柱の子供、

清之湯山主三名狭漏彦八島野命

(スガノユヤマヌシミナサロヒコヤマノミコト)

めちゃくちゃ長い名前・笑。


が祀られています。

夫婦・・と言うより親子岩??

苔むした巨石は長い年月に渡って

崇敬されて来た歴史の年輪を感じます。


出雲国の磐座を拝見していると

時に磐座はカルマの象徴と感じてしまう事があります。

出雲国は神社の社殿の造りも

他県とは違う『大社造り』だったり、

磐座のほとんどは黄泉の国と関係していたりと

他県では見る事が出来ない神秘的な空気を

味わう事が出来ますね🌈🌈✨✨



※次回の極楽手帳は9日(水)に

3月4日(金)〜6日(日)に開催する

京都イベントの詳細をアップ↑します!




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