魅惑の磐座ワールド*石神(ミシャグジ)・・☆
〜原始信仰が色濃く残る諏訪地域〜
『磐座』に関して語る上で非常に重要な聖地は諏訪です。
今年は7年に一度、執り行われる奇祭の『御柱祭』を
控えている諏訪は縄文から時が止まっているかのような
不思議なエリア。
メインとなる諏訪四社はもちろんの事、
あちらこちらに点在する祠には大小関係なく
必ず4本の柱が建てられています。
結界なのか、神降臨のためのアンテナ?なのか・・
その形や意味はイスラム教モスクを囲む4本の鉄柱に
通じるものを感じます。
他に観ることが無い、諏訪独特の風習。
そんな独特な風習を持つ諏訪地域のもう一つの
特徴は
『ミシャグジ信仰』
民間信仰の一つである『ミシャグジ』は
神が宿る霊石を信仰の対象とし、
アニミズムの原点の様な古代信仰です。
それはまた『石神信仰』として
長野県を中心に関東、西日本など
幅広く諏訪のミシャグジに似た聖地を
お見受けしますが
精霊感満載の諏訪ほど、
畏敬に感じる聖地はありません。
そして諏訪大社上社の近くにある『神長館』。
歴史的に諏訪大社の主祭神は
『建御名方神(たけみなかたのかみ)』
ですが、明治時代まで脈々と受け継がれていた
洩矢神(もりやのかみ)が土着神とされ
その末裔とされる『守矢』家にまつわる
文書や古代資料が公開されている博物館です。
その『神長館』の裏手の小高い丘には
今でもミシャグジの痕跡を垣間見れる様に
沢山の霊石が散乱しています。
そしてその丘の中心には大きな幹をお祀りしている場所があり
日常の中でひっそりと古代の息吹が鎮座されています。
現代の記憶から見放されている様な
でも、語り継がれている、継承が続いている
ミシャグジ。
独特の風習は九州の大分県・国東半島にも
通じる所がありますが、
1万年以上続いた『縄文時代』は
混沌とした現代に対して
本来、持ち合わせている直感力や生命力、
そして感謝の気持ちが平和に豊かな人生を
歩んでいく事が出来る・・
そんなヒントが隠されているように思うのです。
マインドを古代のチャンネルと合わせる・・
すると世の中は実はシンプルで
欲望のままに生きる事の許しを
自分自身が気づき、自分自身で
癒せるのかもしれませんね。
そんな縄文の息吹を感じたくなった時、
『神長館』へ足を運びます♪
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