自然がくれる本物の『自由』＊Vol.4 メコン川の恵み・・☆

〜肉・野菜・果物・・色んな物が売られているローカル市場〜

（all photos by emy's instagram）

ビエンチャンからバンビエンまで車で約5時間。

ちょっと移動距離は長いけれど、

雨期が終わったハイシーズンは

日本の真夏のように暑くて・・。

正直、昼間は移動している方がマシです。

でも、道中、少数民族の村を巡りながら

今回、ガイドをしてくれるカンパーンさんに

ラオスの文化や現状のお話を沢山聞けて

退屈する事はありませんでした。

「ちょっと市場へ行ってみますか？」

と山岳民族の市場へ足を運んだのですが・・

兎に角、気絶しそーなくらい、

色んなものが売られている・・。

おばちゃんがおもむろに袋がら

デカイ鼠を並べているのを見て

失神寸前！！

「ラオスは何でも食べるから、

蛇でもモグラでも・・

空にカラスも飛んでいないでしょう？

カラスも食べちゃうから飛んでいないんですよ・笑」

げぇ〜〜〜！！！

恐るべしラオス人！！

って言うか、

emyが想像する鼠やカラスは

都会のゴミをあさる雑食系だけれど、

此処にいる鼠やモグラ、カラスなどなど

食べているものは山の恵み・・。

きっと衛生的にも問題は無いと思いつつ、

やっぱりビジュアルインパクトが強過ぎです・汗。

確かに道端では

牛・ヤギ・アヒル・鶏・・etc

が自由に歩き回っていました。

とーぜん彼らは全て食用ですが、

餌は、道端に生えている雑草など

勝手に食べています。

「餌を買うお金もないし、

そこら中に栄養たっぷりの植物が生えているから

良く歩いて身も引き締まるし、

美味しいお肉になるんすよ！」

確かに・・。

特に鶏を良く目にしましたが

どれも筋肉質でいわゆるリアル『地鶏』たち・笑。

とりあえず、お勧めの果物を買ってもらって

車の中で試食。

この得体の知れない『マッキアム』と言うくだものは

見た目はグロテスクですが、

果肉は柔らかくて非常に美味♡

今が旬の果物らしくあちらこちらで良く見かけました。

そしてタピオカばかり売っている村でゲットした

タピオカ揚げ煎餅？？

これがまたクセになる美味しさ。

移動中、くだものやらタピオカやら

食べっぱなしです・笑。

途中の休憩では良くココナッツジュースを頂きました。

日本でもココナッツミルクが美容と健康に良いと

密かなブームですが、

ラオスではあちらこちらに

バナナ＆ココナッツの木が生えていて

食べ放題です。

「ココナッツジュースは胃腸薬。

栄養満点の点滴です！」

と食べ過ぎているemyに気を使ってくれて

休憩ごとに

「ココナッツジュース飲みますか？」

と気にかけてくれるカンパーンさん・・。

何て優しいんでしょう！！！泣

（感動の嵐・笑）

でも食べているのは全て自然のものばかり・・。

朝から晩までこれほどまでフルーツを

食べた事が無いので

身体がビックリしていました・笑。

ココナッツジュースを飲み終わった後は

おばちゃんが、ナタでまっぷたつに割ってくれて

中の果肉も頂くと言う・・全く無駄がありません。

そしてバンビエンに到着した後、

お昼ごはんは『フォー』を頂きました♡

ラオスのフォーはベトナムと違って

牛肉スープのフォーしかありません。

米麺も日本の素麺のように細いです。

此処でも大量の野菜がセットになっていて、

特に嬉しかったのは『クレソン』！

日本ではなかなか高価なクレソンが

かいわれ大根のようにモリモリあります・笑。

「クレソン！めっちゃ嬉しい〜〜」

と感動しながら食べていると

何やらカンパーンさんが

お店のおばちゃんに話しかけていました。

するとまた、山のようにクレソンを持って来てくれました・笑。

カンパーンさんは兎に角、気が利きます。

（マジで一生分のクレソンを食べたと思う・笑）

もっと言えばラオス人は本当に親切で優しい・・。

今、世界的にラオスが注目されているのは

この国民性と安全性だと思います。

そしてずっと不思議に思っていたのは

タイでもベトナムでも川魚がとても美味しい事！

調理後はあの独特な生臭さもないし、

身もあっさりしていて美味しい・・。

メコン川は何時見ても泥色で

どちらかと言うと美味しい魚をゲット出来ると思えません。

しかし、カンパーンの話を聞いてめっちゃ納得した事が

ありました。

メコン川の『泥』は雨期に山岳から

土壌の良い土が一緒に運ばれて来て

ミネラル豊富＆栄養が沢山詰まった泥が

下流に流れ込み、

その中で泳いでいる魚たちの身は

栄養満点で臭いも無いそーです。

いわゆる『天然泥パック』をしている魚たち・・。

そりゃ〜〜美味しい訳です。

そしてそれにプラスして日本の沼島（ぬしま）の

漁師さんたちも言っていましたけれど、

奇麗過ぎる海に泳いでいる魚は

あまり美味しくないそーで・・。

魚の栄養となるプランクトンを発生させる為、

あえて海に人糞などまき散らす事を聞きました。

なるほど・・

奇麗過ぎると逆に魚の身が臭うんだ。。。

面白い発見でした。

今回、初めてのラオスで見るもの全てが

目新しい中、

特にバンビエンの大自然は

一番、身体にあっていたし、

凄いパワースポットに触れる事が出来ました。

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