魅惑の因幡国への誘い*Vol.1 大国主命の蘇生・・☆
〜大国主命の蘇生伝説のある鳥取県・赤猪岩(あかいわ)神社〜
(all photos by emy's Instagram)
神話の世界でも『モテ男の極意』と言うものがある。
まず、
イケメンである事。
次に
女性にマメである事。
そして何より
優しい事!!!
あれれ・・
やっぱり日本の神様って人間臭い・笑。
神様一、モテ男だった『大国主命』は、
この『モテ男の極意』を全て持ち合わせてた。
そして沢山の兄神たちにものすご〜〜〜く嫉妬され、
三度も殺されかけている。
何故、そこまで嫉妬されていたのか??
やはり・・女がらみ・笑。
兄神たちのマドンナ『八上比売(ヤガミヒメ)』と
あっさり結婚してしまったからだ。
この過程は『因幡の白兎』伝説が絡んでいるのだが、
鰐(サメ)に身ぐるみ剥がされて苦しんでいる
兎を優しい大国主命は助けてあげた。
その優しさがヤガミヒメの心を打ったのだ。
でもね・・
この『八上比売(ヤガミヒメ)』が身ごもっている時、
大国主命はあっさりと次の女神へと渡り歩いてしまい、
『八上比売(ヤガミヒメ)』は泣く泣く
シングルマザーになってしまったと言う始末!
現代なら『ゲス男』!!
なんて言われ、兄神たちになぶり殺されても
いい気味だ!なんて思ってしまうかもしれないけれど、
ひん死の重傷をおった大国主命の姿を見て
嘆き悲しんだ母神は、
神々が住まう高天原の最高神・タカムスビに
助けを求め、
レスキューへ向かったのは2柱の女神たち・・
そして大国主命はまた女神たちに救われるのだ。
こんな具合に全てが『女性がらみ』の伝説を持つ、
唯一の神は、
再生を繰り返す事に名前も変化して行き、
大物主神(おおものぬしのかみ)、
八千矛神(やちほこのかみ)、
顕国玉神(うつしくにたまのかみ)・・などなど
あげくの果てにはモテ男を意味する
葦原醜男(あしはらしこお)の名前までもらっちゃって
これまた神様一、多くの呼び名を持つのも
大国主命である。
日本一大きなお社を構える出雲大社に鎮座される神は
出雲国に献身的に尽くし、土台を作りあげた
スサノオではなく、
名前の多さから『大国』の名前が付いた大国主命。
しかも現代では『縁結びの神』としても崇敬されている。
そんな大国主命の武勇伝が数多く残る『因幡国』は
とっても魅惑的な所・・。
『山陰』って名前からにして
くら〜〜いイメージを持たれがちだけど、
その昔、縄文や弥生・・いやもっと古くから
日本の『表玄関』として非常に栄えた地域。
そして現代でもその片鱗を感じさせる素晴らしい聖地が
多く存在する。
だってあの神様一のモテ男『大国主命』が蘇生した
ゆかりの地が多く残されていますから・・。
〜ご神紋は出雲国と同じく亀甲形に『赤』の文字(インパクト大!)〜
『蘇生』とはある意味
〜Ending & Beginning(終わりと始り)〜
へと誘ってくれる程のエネルギーが高くないと
存在しない世界。
今回のメガ旅はそんな『蘇生』体験を
ふんだんに取り入れ、
混沌とした現代を自分らしく進んで行けるように
刺激的な旅を企画している。
*emyの個人鑑定事務所『fenice』のページはこちらから・・*
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