夢見草(ゆめみぐさ)探訪(奈良編)・・☆


(all photos by emy's instagram)


紅葉は、其の時の気温差で色づき方に変化が出てしまいますが、

『桜』は、気温により開花の時期が早まったり遅れたりしても

花が咲くと普遍的な美しさを感じる事が出来ますよね。


先日、韓国へ行った時も公園などに桜の木があり

まるで日本で花見をしているような気分に浸れました。




〜韓国・ミョンドンの桜〜



そして帰国後、久しぶりに奈良県・吉野へ千本桜を観に行きました。

何度、足を運んでも奥千本〜下千本に続くソメイヨシノを始めとした

山桜のグラデーションは見事ですよね♪


今年は列車の時間の関係で上千本〜中千本〜下千本だけ

拝ませて頂きましたけれど、

まさに『夢見草(ゆめみぐさ)』そのものでした!


『夢見草(ゆめみぐさ)』とは桜の別名で

桜の美しさにうっとりとしてしまう状態を表現しています。



まずは一気に中千本まで歩いて山に広がるグラデーションを

楽しみます♪




この日は金峯山寺・蔵王堂で特別ご開帳が模様されていたので

久しぶりに『金剛蔵王権現(こんごうざおうごんげん)』を拝ませて頂きました。


右手には天高く三鈷杵(さんこしょ)をかかげ、左足は大地を踏みにじり

凄い形相と真っ青なご本尊は一切の邪気を寄せ付けない

凄さがあります。


今回、二度目のご開帳ですが、

約7メートルもある秘仏本尊蔵王権現は圧倒的な迫力です。


個人的に吉野に魅かれるのは、

自然崇拝や精霊崇拝を中心とする古神道が信仰の中心だった事!

吉野山〜大峰山は、修験道の開祖・役行者ゆかりの秘仏が

多く存在する傍ら、奈良時代の豪族や、南北朝時代の皇族たちが

愛した吉野山は『千本桜』と言う形で雅で優雅な佇まいを

後世に残してくれています。


そして吉野の先には天川村がありますしね♫

お気に入りの聖地が多く点在する所も

惹かれる理由です。


そんな何百年も前からずっとこの桜は

毎年夢見草となっていました。



金峯山寺・蔵王堂の近くに鎮座される『吉水神社』から

眺められる『一目千本』は本当に美しい・・。




そして吉野と言えば『葛(くず)』が有名ですよね。


お昼は柿の葉寿司&ごま豆腐、おやつは葛餅を頂きました♡




中千本からゆっくり下千本を見ながら小径を歩いて下って行きます。




こんな色んな桜景色を楽しめる場所も滅多とありません。


遠方からでもついつい足を運んでしまう吉野山・・。

まさに奈良県の夢見草です♡



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