Marvelous power Morocco*Vol.3 三位一体・・☆

〜世界で三番目に大きいハッサン2世モスク〜



ドバイを経由してから

空路はぐっと東ヨーロッパへ旋回をして北アフリカへ向かった。


そして日付が変わりやっとカサブランカへ到着!

大西洋に位置するモロッコのイメージは砂漠もあるし

きっと気候も温暖で・・と思っていたら大間違い。


朝晩は10度以下に下がるし、日中でも最高で18度位。

日本の春とさほど気温は変わらない。


渡航前、やっと現地気温を調べて慌てて服のチョイスを

入れ替えた。


途中、標高3000メートル近い雪山の峠越えもあったので

防寒着も必須だった。


空港を出ると雨が止んだ後で

どんよりとした曇りだった。


そしてバスに乗り込み、首都ラバドへ向かう途中

少しだけカサブランカ観光。


フランスとスペインの保護領となったモロッコの街並は

異国情緒溢れていて非常に魅力的だった。

高い建物は一切無く、ベランダの格子や飾り窓が素晴らしい・・


一気にテンションが上がり、長旅の疲れも吹っ飛んでしまった。

ついつい見とれてしまい写真を撮り忘れていた。


街並に見とれてしまうけれど、イスラム圏に来ると

やはりモスクは必見!


大西洋沿岸にそびえる『ハッサン2世モスク』へ向かった。



確かに世界で三番目に大きいモスクは迫力があった。

そして東はインドから広がるイスラム教のモスクの形は

その国々によって形が違う事に気がつく。



モスクを彩る陶器のアラベスクは繊細な幾何学模様が多かった。




そして赤土の多い国らしく全体の色合いも赤茶系だ。


ただ、教会も神社もそうだが、

シンメトリー(左右対称)のシェーブの美しさが際立っていて、

360度、何処を見渡しても美しい・・。


信仰は時に超越的な美の世界を作り出してくれる。



もう1つ、モロッコのモスクの特徴は鉄塔に3つの丸い玉が必ずあった。


じもぴーさんに聞いてみると

下から


『イスラム教』『キリスト教』『ユダヤ教』


の三位一体を表現しているらしい・・。


「ごめんね、仏教は入っていないんだよ。」


と苦笑いをされた。


なるほど〜〜・・



モロッコの国旗も深紅に緑の五芒星(ソロモン)の印章が

描かれている。


日本人には計り知れない三位一体の深い絆を

初日から目の当たりしたような気持ちだった。






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