死と再生を辿る『生まれ変わりの旅』☆
〜出羽三山を表した可愛いキャラクターたち〜
多くの山々に囲まれている日本には
全国に『三山』と言われる霊山が存在します。
その中でも神々とご縁が深い霊山も何ヵ所かあり
『出羽三山』もその中の一つ。
1400年前、三本足の霊烏の導きによって羽黒山に登った
蜂子皇子は最初にアップした
可愛いキャラクターに記されている年、
午年に羽黒山、兎年に月山、丑年に湯殿山を
開山されました。
開山を導いた三本足の霊鳥(八咫烏)の導きは
同じく山岳信仰の和歌山県・熊野三山の
エピソードと同じですよね。
そして2021年は三山の開山が整った
丑年丑月丑日の伝説の流れで
2021年は12年に一度訪れる
『丑年御縁年』となります。
インスタグラムでも数回に渡り写真などを
アップさせて頂きましたけれど、
今回のブログは総集編として
お届けします。
東京時代に日本全国、一宮巡りから
emyの神社参拝が始まって
山形県の一宮『鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮』
へ足を運んだ時、初めて羽黒山の
出羽三山神社へ行きました。
まだカーナビも無くて地図片手に
迷いながら羽黒山へ向かい、
その時は時間切れで湯殿山へ向かう事が
出来ず、悔しい思いをしながら東京へ戻りました。
その後、羽黒山・湯殿山、そして
月山八号目に鎮座される『御田原参籠所』は
行っていましたけれど、
7回目にしてやっと月山頂上に鎮座される
『月山神社・本宮』へ!
〜庄内平野など壮大な景色を拝みながらちょっと休憩〜
日頃、プールで鍛えているので
大丈夫!っとたかをくくっていましたけれど
2000メートルに近い月山はキツかった〜・・💦💦
両足、見事に筋肉痛で温泉に浸かってほぐしても
3日間は普通に歩けませんでしたね・笑。
境内は撮影禁止なので写真はありませんが、
本殿の中央に大きな神鏡(しんきょう)と
屋根に二つ取り付けられている神鏡が
とても印象的で黄泉の国感満載!
そしてグルっと囲まれている石垣には
八百万の神々が祀られているお社が並び、
独特な雰囲気を醸し出しています。
拝殿に立ち手を合わせている姿は
三枚の神鏡が
まさに『過去・現在・未来』を
映し出しているよう・・
今まで日本全国津々浦々、神社や聖地を
巡っていますけれど、
戻ってから1週間以上経っても
言葉では言い表せない神秘の力が
全身を包み込んでいる感覚は初めての経験です。
〜平安時代・平将門が創建した羽黒山五重塔〜
『古事記』や『日本書紀』に登場する
天照大神・素戔嗚命と共に『三貴神』として
崇められる月読命は夜を支配する神ですが
ハッキリとした記述が無くミステリアスな月の神です。
九州の長崎県・壱岐では航海の神様として
日本最古の月読神社が鎮座されますし、
京都では壱岐の勧請(分祠)として
『月讀神社』が鎮座されています。
江戸時代には
『西の伊勢参り、東の奥参り』
と言われ、西の伊勢神宮を参拝したら、
東の奥(出羽三山)も参拝し、
この3つの山を巡ることで
『前世~現世~来世』を巡ったこととなり
生きながらにして生まれかわることができる
と信じられていました。
太陽の神・天照大神が鎮座される伊勢神宮は『陽』。
天照大神の弟である月の神・月読命が鎮座される
出羽三山は『陰』と考えられ、
陰陽を取り入れる事が生まれ変わりの重要視と
されていました。
ふと気がつけば、夏至に伊勢神宮へ参拝に
行っていましたので
無意識に江戸流参拝を取り入れていた感じ・笑。
〜三神合祭殿正面の拝殿には鋭い眼光で参拝者を見下げる力士像が〜
最後に訪れた羽黒山『三神合祭殿』の出羽三山神社で
御祈祷を受けた日は丁度、羽黒派古修験者たちの
修行が始まる『秋の峰入り』の初日で
修験道の方々が法螺貝を吹きながら境内を
歩いていらっしゃいました。
偶然、峰入りの特別な日に
御祈祷を受けられたのは
出羽三山との御縁の深さを感じずには
いられませんでした。
古代から人は何故、生まれながらにして
死と再生を辿る『生まれ変わりの旅』をしようと
するのでしょうね?!
生きている内に新しい自分の発見する事が
豊かな人生を歩む示唆となるのかもしれません。
今まで何度と『生まれ変わりの旅』をして来た事か・・笑。
これも一種の自分自身への節目??
と感じています🌈✨✨
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