ニッポンの神様雑学*高次元の杜(もり)☆
〜熊本県上益城郡山都町に鎮座する高次元の社・幣立神宮〜
日本人は見た目こそ単一民族に思われがちですが、
太古から長い年月をかけて
大陸から九州・四国・本州・北海道に向けて
様々な民族が極東に位置する日本大陸へと
移動して来ました。
だから日本には古事記に記されているような
国産み、神生み伝説があり、
それよりもっと古くから語り継がれている
摩訶不思議な神様の伝説があちらこちらに
存在しています。
此処、天孫降臨伝説近くに鎮座される
『幣立神宮』には
五大大陸(五大民族)を表す『五色神面』が
社宝にあり、
今でも5年に一度、その神面を祭る
重大なお祭りが執り行われいます。
そう・・
私達は様々な民族の血が受け継がれている・・
なんだか世界がどれだけ混沌としても
力強く生き続ける民族が日本人!
と思う事もしばし。
鳥居をくぐり長い階段を登りきると
立派な日の丸が掲げられている本殿が目に飛び込みます。
まさに
日出処の国、ニッポン!
そして名前となる
『幣立』は
日本の初代天皇・神武天皇の孫にあたる
健磐竜命(たけいわたつのみこと)が高千穂から
一羽の白鳥の案内によりこの地へやって来て
御幣を立てた事から命名されています。
幣立には境内に樹齢一万五千年と伝えられるヒノキの巨樹が
鎮座されていますが、
個人的にこの本殿左側に続く御神木の並木道が大好きす💓
不思議と同じ方向に向いている大きな枝が
大空に向かってうねるような形で枝が伸びています。
その先にある崖っぷちになる鳥居は
神々が住まう『高天原』のポイントで
その先は春になるときっと桜や桃の花がピンク一色に
染まるのかな・・(まるで桃源郷!)
今まで秋にしか訪れた事がないので
一度、春先に『高天原』の風景を
拝んでみたいです。
高次元の杜に鎮座される神々も
やはり宇宙系。
主祭神は
神漏岐命・神漏美命(かむろぎのみこと・かむろみのみこと)
この二柱の神々は
古代の人々の争い事を鎮めるために
天の神が火の玉に乗せて降臨させた神々です。
人々の争い・・
その事から五大民族が本土に上陸していた模様を
感じとる事が出来ますよね。
そしてこの二柱の神々以外、
天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
大宇宙大和神(おおとのちおおかみ)
天照大神
が鎮座されています。
そんな天の神々が祀られている幣立神宮ですが、
もう一つ重要なのが
『八大龍王』が鎮まっていらっしゃる事!
『水』は本来、お清めに重要な役割がありますし、
天孫降臨をされた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が
日本の主要な場所を清めた伝説があります。
八大龍王が鎮まる『水玉の池』は
聖地全体を清める程、神聖なエネルギーに
満ち溢れています。
火の玉に乗って降臨された神と
水神の八大龍王・・。
まさに『火』と『水』で
『カミ(かみ)』!
完璧です。
日の宮で手を合わせた後、
『双子杉』や『五百枝杉』などの古木が立ち並ぶ鎮守の森を
降りていって八大龍王のお社、
『東御手洗社』へ向かいます。
実はちょっとドキドキしていました。
っと言うのは数年前、空前の幣立ブームが
やって来て
大勢の方々がこの『東御手洗社』の横に
流れる御神水を無闇矢鱈(むやみやたら)に
汲みに来てしまい、
水が枯れてしまった事がありました。
そんな出来事があったので
今もまだ八大龍王のお怒りが続いていないのか
気になっていたのです。
しかし、数年後、訪れると予想を反して
こんこんと御神水が流れていました!
きっと八大龍王のご機嫌も
なおったのかな・・っと・笑。
中国の秦の始皇帝は、不老不死の霊薬を
この神水に求められたという
伝説がありますし
この聖地を荒らすと日本全国に風水害が
起こるという怖い伝説も存在する程、
幣立神宮は霊剣あらたかな聖地なのです。
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