善如龍王が静まる聖地(後半)・・☆
〜もののけ感満載の深谷龍鎮渓谷への遊歩道〜
『吉祥龍穴』の次に向かった聖地は
更に北上して『室生ダム』の近くに鎮座される
『龍鎮神社』へ。
此処は『神社』とは名ばかりで
美しい渓谷の中に鎮座される龍神が静まる聖地です。
渓谷沿いの遊歩道をしばらく歩くと
眼下に神秘的な滝壺が見えて来ます。
渓谷と拝所。
そして思ったより深い位置に龍鎮神社が・・。
創建は不明ですが、
太古から厚い信仰の場であった事は確か!
雨に濡れた参道が蛇の鱗のように見えます。
参道の階段を下がって行くと
エメラルドグリーンの滝壺が出迎えてくれます。
拝所から望む鳥居と祠。
そして何よりも息を呑むのは
長きに渡り、削られて来た渓谷の一枚岩と滝壺。
小雨混じりでしたけれど、水量が少なかったなので
渓谷の一枚岩の上を歩く事が出来ました。
背筋がゾクゾクっとするくらい
神秘的で、神々しくて、
中々、こんな聖地へ訪れる事は出来ません。
先月、東吉野へ川遊びに行きましたけれど、
透き通る清流は同じ感じですが、
此処で川遊びをすると龍神さまに怒られそう・笑。
この大きな一枚岩はまさに龍神さまの背中に
乗っているような感覚に陥ります。
こんな美しい渓谷は見た事がありません。
滑らかに出来ている窪みに流れる川の水は
渦を作り、それがまた龍の形になっているようでした。
足元をすくわれないように
慎重に岩の上を歩き、
360度、神聖な空気を胸いっぱい吸い上げます。
奈良は凄い!
まさに『まほろば』!!笑。
聖地へ足を踏み入れる時は
感謝の気持ちと厳かな気持ちを持って
踏み入れます。
力強い水神さま程、崇敬の念を持たなければ
なりません。
善如龍王は龍部族の中でも高貴で厳しい女神さま。
そんな女神さまの近くに身を置くと
身体の中がビックリする程、洗われて行きます。
今回はあまり時間がなかったので龍鎮神社までしか
歩きませんでしたけれど、
秋が深まる頃、もう一度、じっくりと
遊歩道を進んで行きたいと思います。
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