ペットから学ぶ恋愛学*Vol.5 命の不思議(前半)☆


〜猪熊弦一郎画・ネコたち〜


emyのインスピレーション・タロットは

仕事や恋愛、家族、物件、探し物、霊障、ペット・・etc

などありとあらゆる質問をお受けしています。


10年以上見続けたペットリーディングですが、

ダントツに多いペットちゃんは『ネコ』!

それに伴い、ネコちゃんに関する不思議なお話を

数多く見て来ました。


今回『恋愛学』とタイトルを付けているのは

どのペットちゃんからも純粋な『愛』を

飼い主、家族たちに注いでいる姿は

人間以上に強く

ペットを通して学ぶ『愛おしい気持ち』・・。


でも飼い主さんもトーゼン、ペットちゃんたち以上に

たくさ〜〜ん、愛情を注いでいるのも分かりますし

それだけ愛を注がれているから

ペットちゃんたちも愛を持ってお返ししているのだろうと

思っています。


時にその『愛』は生まれ持って定められた『寿命』をも

延ばしてしまうのか??


そんな奇跡を感じる事も多々あります。

今回はそんな不思議な『命』のエピソードを

お届けしたいと思います。


今回はお客様ではなく、emyの友人が可愛がっていた

ロシアンブルーのお話です。


何時も側に居てくれたペットたちが 何の予告も無く命が消えた時、

そのあまりにも突然過ぎる状況を理解するのにも

受け入れるのにも 時間がかかるものですし、


『何故!こんな事になったのか?私が悪いのか?』


とやり場の無い悲しみや絶望感を

自分自身に向けてしまうものです。


人間の言葉が喋られないペットたちの場合、

原因や最後に残された言葉を聞く事が出来ず

悲しい想像ばかりが頭の中を駆け巡ってしまうもの・・。

今までペット・リーディングをして来て

そんな予測出来ない出来事に 嘆き悲しむ人たちを

多く見て来ました。


そして私の友人も最愛の猫ちゃんを突然失いました。

仕事に行く前は何時もと全く変わらない風景・・

玄関まで友人を見送りに来た愛猫ちゃんに


「行ってくるね!」


と声をかけ、帰って来ると最後に声をかけた状態で

そのまま玄関で眠っているように天国へ旅立っていた・・。


突然の出来事に友人は現実を受け入れられない。

最初は眠っているのだと抱き上げてみると

身体は既に冷たく変わっていて・・。


それからずっと友人は愛猫ちゃんを抱いたまま

ただただ呆然としていたのに違いない・・。


その日の明け方、

emyはメールの受信音で目が覚めました。


何時もだったら熟睡しているのに

何故かこの時はパッと目が覚めました。



『こんな朝早くにごめんなさい。 今、電話かけても良い?』


この文字を目にした時、既に何が起こったのか解りました。

そして電話の向こうではただただ愛猫の名前を呼ぶ事しか

出来ない友人の声・・。


私は友人と一心同体になっていた愛猫ちゃんを見ていたので

彼女の喪失感が痛い程伝わってくるし、

たった5歳と言う短い命が

何故突然旅立たなければならないのか

全く理解出来ませんでした。


それから3日経って、少し落ち着きは取り戻したものの、


『何故、旅立ってしまったのか?』


理解に苦しむ友人に出来る事は、

愛猫ちゃんの声を降ろす事でした。


愛猫ちゃんに意識を向けると最初に頭に飛び込んで来たのは

まだ玄関の辺りをウロウロしている感じでした。

でも、自分は生きている状態では無い事は理解している感じで

一言、


『こんなに生きちゃった!』


と言葉が降りて来ました。


(こんなに生きた??どーゆー事?)

ともう少し具体的に読み解くために

更に意識を合わせて行くと


『2』


と言う数字が浮かんで来て、

本当は2年しか生きれない命だったの??

と不思議な感覚に陥りました。

(そっか・・最初、定められた運命を超えていたので

何時旅立ってもおかしくない状態だったんだ・・)



今までも何匹か、『定められた寿命』から延命するケースを 見ていて、


『何故?延命出来たのか?』


理由を説明する事は出来ません。


しかし、世の中には確かに『奇跡の出来事』が起こる事があり、

何千・・何万分かの一でその『奇跡』を経験する方も

いらしゃるのだと思います。


それからまた数日が経ち、その友人から不思議な話を聞きました。


「猫ちゃんの写真を整理していたら、

この前、emyが言ってくれた事が わかる写真が出て来たのよ!」


それは愛猫ちゃんが2歳になった時に写した写真だったそうです。


ローソク2本を立てた真ん中に写る愛猫ちゃん・・

本人もスッカリ忘れていて 後にも先にも

こんなお誕生日の写真は撮っていなかったとの事。

写真を眺めながら彼女は考えます。


『本当は2歳までの命だった』


このお誕生日はサインのような出来事だったの・・?

・・・・??


改めて愛猫ちゃんにとって『2歳』と言うのは

ターニングポイントだったんだと実感したそうです。


そもそも『命』は運命的に決められているのかどうか分かりません。

でも、今まで何匹も『延命』を果たしているペットちゃんたちを

見ているので『命』って本当に不思議だと思います。


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