樹齢2000年の藤・・☆
〜山奥にひっそりと佇む神さまの藤!〜
花の命は短くて・・
のフレーズがありますが、
花が咲いている期間が短くても、
2000年っと言う長い歴史を刻むケヤキに絡まり
毎年、見事な藤を咲かせている神懸かりの藤棚があります。
それは京都府福知山市の山間にある
『才ノ神の藤』
です!
白毫寺、白井大野藤公園を散策した後、
京都へ戻る途中にあるこの藤棚は、
最後の仕上げ!っと言いましょうか、
この藤棚を見るとコンプリート感満載で
心の平穏が込み上げて来ます・笑。
野生的、神秘的・・!!
綺麗・・っと言うより
2000年の躍動感が全体に溢れていて
神様に包まれるような感覚に陥ります。
『黒龍』と言う品種はこの『才ノ神の藤』から来ているように
思えますね。
複雑に絡みある蔓は植物よりも龍神っぽい?!
ケヤキは天然記念物に指定されていて、
根っこの部分には石碑が置かれています。
古代から神として崇められていたのでしょうね・・。
今では石碑の横に小さなお社も鎮座されいます。
『才ノ神』の由来や諸説は色々とあるのですが、
大和國からアマテラスを祀るのに相応しい土地を探し歩いた
倭姫命(ヤマトヒメ)が丹波与謝の宮へいらっしゃった時、
この土地を通り『才ノ神』をお祭りした伝説も残っています。
きっと1000年以上前からこの藤棚の下のケヤキは
崇高なエネルギーに溢れていて、
依り代(神さまが乗り移る)の倭姫命(ヤマトヒメ)は
何かを感じ取ったに違いありません。
(密かに倭姫命ファンのemyである・笑)
因みに『才ノ神』は導きの神、『猿田彦大神』と同神で
ご神徳も
旅や航海の守護、縁結び、婦人病、安産、子孫繁栄となります。
才ノ神は、願いを叶える為に正しいお導きと知恵を頂ける
大変ありがた〜い神さま!
今回もしっかりと最後に参拝をさせて頂きました。
藤棚の周りを囲む新緑も素敵!
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