引っ越し出来ない女 Vol.9 『お塩』はパーフェクトシーズニング!
〜三重県・二見浦の夫婦岩(二見興玉神社)〜
豊かな海の恵みに囲まれている日本。
そんな海の恵みの一つに『お塩』があります。
『塩』は『潮』と同じ音。
古事記では黄泉の国から逃れて来た伊弉諾(イザナギ)が
海に浸かって、黄泉の国の『穢(けがれ)』を
落としましたし、
今も伊勢の二見興玉神社では
夏至に夫婦岩の間から差し昇る朝日の光を浴びながら
白装束をまとって海の中で禊行事が執り行われます。
そして神社へ行くと『お清め塩』が置かれていたり
神事やお葬式の時にも玄関に入る前で
『お塩』を身体にふって清めてから
家の中に入る風習がありますよね。
お清めだけでなく
海水から作られたお塩で作る料理は
ミネラルたっぷり栄養たっぷりで
少し甘みもあり
まさに最高のシーズニング(調味料)として
重宝されています。
emyも料理の時に使うお塩は
全て海の恵みから出来ている天日塩をチョイス!
塩分が高いと身体に悪い・・
と言うのは塩化ナトリウムで作られている
お塩の事を示しています。
そんな『お清め』の役割を果たす
『お塩』と玄関などに置かれている
『盛り塩』は少し意味合いが違います。
お客様からこんなご質問を受ける時があります。
〜私、霊感が強くてよく霊を付けて(拾って)
帰ってしまうのですが、玄関にそれらを落とすために
玄関に『盛り塩』をした方が良いでしょうか?〜
確かに『お清め』のイメージは
邪気を祓うイメージに繋がるのですが、
『盛り塩』はそもそも『お清め』のために
置かれているものではありません。
『盛り塩』を発祥は
2200年前、秦の始皇帝の逸話に始まります。
巨大な権力と3000人もの女性に囲まれていた
始皇帝は夜な夜な、牛車に乗って
女性の家を渡り歩いていました。
そしてそんな始皇帝に家に来てもらおうと、
車を引いている牛が大好きな『お塩』を
家の前に盛って、誘き寄せていた・・との事。
そんな故事の逸話が日本へ伝わり、
平安時代からその風習は既に存在していて
お店の前に『盛り塩』をして
お客様を呼ぶ・・
いわゆる『千客万来』『商売繁盛』の
意味を込めた縁起物となります。
トイレにもお清めの意味で『盛り塩』を
見かける事があり、
きっと『お清め』の意味でお使いだと
思っているのですが、
トイレに関して最大に重要なポイントは
『臭いを溜め込まない』
事です。
換気や消臭剤を利用して
前回、お伝えしたように
『気を流す』方が大事・・。
なんとな〜く身体の中がモヤモヤしている時は
天日塩をひとつまみ舌に乗せて
ゆっくりと身体の中に浸透させたりもします。
元々、人間は海から生まれていますからね・・
天日塩は身体の中をリセットしてくれるような
効果があるのでしょうね。
そしてemyは昔からずっと『盛り塩』代わりに
オススメしているが
『ヒマラヤ岩塩ランプ』
です。
emy宅に置いてある岩塩ランプのラインナップ!
リビングを中心に気になる箇所に小さな岩塩ランプを
置いてあります。
岩塩ランプは10〜15Wのナツメ球を使用するので
365日24時間、つけっぱなしでも問題はありません。
そして電球で温められた岩塩からは
ほのかなマイナスイオンが発せられ、
部屋の中の浄化と癒しを施してくれる作用だけでなく
間接照明の灯りとりの役目も果たしてくれる
優れもの!
なので『お清め』の意味でも
お客様によくオススメさせて頂いています。
特に電磁波を発する電化製品の側に置いておくと
余計な電波を吸収してくれるので
パソコンやテレビの側にも置いてあります。
一度、岩塩ランプを購入すると
ず〜〜っと使用出来ますから
今となっては岩塩ランプが無い生活は
想像出来なくなりました・笑。
*emyの個人鑑定事務所『fenice』のページはこちらから・・*
*emy's instagram emy_koijinnjya chimney studio *
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