倭(やまと)は国のまほろば Vol.10 高千穂パラドックス☆

〜生命力の力を感じる瑞々しい緑たち〜


日本全国の神社・聖域を回っていると、

良くお客様や友人たちから


『何処が一番のお気に入り?』


と聞かれる事がある。


正直、日本には素晴らしい聖地が多過ぎて一瞬、戸惑ってしまうが、


『やっぱり高千穂かな・・』


と答えてしまう。


何故ならあの聖域程、神と里山が一体となっている凄さは

他では類を見ないからだ。

それだけではない、高千穂へ行くと


『強制断捨離』現象


が起きる。


これはemyだけではない、

高千穂をお勧めしたお客様のほとんどが、

高千穂へ行く事によって

人間関係や仕事・恋愛などがらっと驚く程変化が起きている。


逆に言うと、そんな『変革の時』に高千穂へ呼ばれるのかもしれない。

最初、隠岐ツアーが後半に入っていなければ、

久しぶりに宮崎〜鹿児島をじっっくりと周り、

フェリーで帰ろうと思っていた。


しかし、隠岐ツアーの日にちが決定したので

九州からそのまま島根へ移動しなければならず、

このタイトスケジュールの中で何処を回ろうか

絞りに絞っていた。


『阿蘇神社』は絶対に外せないので、

そのまま大分へ出ようか?高千穂へ行こうか??

迷う所だったけれど、

やっぱり今回は『高千穂』はどうしても行きたかった。

何時もだと『高千穂』のお気に入りの神社を回って

黒川温泉まで移動するのだが、

今回は初めて高千穂に一泊する事にした。

そして次の日一気に山口県・角島まで向かうと言う

これまた無棒なスケジュールとなってしまった。

しかし、それまでのロングドライブや仕事の疲れが残っていないのは、

毎日、温泉に浸かれたからだと思う。

博多でも熊本でも天然温泉が付いているビジネスホテルを選んでいた。

おかげで全く疲れる事無く長期出張を続ける事が出来た。


午後14時頃に高千穂峡へ到着。

雨は完全に止んで曇り空から気持ちの良い快晴へと変わった。


高千穂峡名所『真名井の滝』は大雨の影響で濁流へと変わり、

水かさも驚く程、あがっていてこんな荒々しい姿を見るのは初めてだった。

熊本地震の影響で観光客の数もかなり減ったらしい・・。

しかも複雑な地形に鎮座される神社への道も

迂回しなければならない所もあった。


『高千穂』は本当に広い・・。

そして無数の神社が鎮座されるので最初に6年前訪れた時、

4日間通っても半分しか回れなかった。


しかもほとんどの神社が地元密着型で、

カーナビに出る事もなければ、大雑把な地図しか無く、

行くのにかなり苦労する所がある。


しかも道の状況も悪く、半分崩れかけているような道を

ひゃーひゃー言いながら進んで行く事もしばし・・。


リアル聖地には簡単に足を踏み入れる事が出来ない・笑。


今回は一度、何も考えず車を走らせ、

呼ばれるがままに参拝をしようと決めていた。


でも最初のスタートはやはり『高千穂神社』からだった。

高千穂の中で最古の社・・

そして高千穂を代表する神社にはやはり最初に向かいたい。


昼間だと言うのに閑散としていて、

個人的には非常にラッキーなタイミングに来られたと思った。

おかげさまで静かに瞑想する事が出来た。



高千穂ならではの『七五三の注連縄』、そして象形文字のような独特の看板・・。

その昔、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が降臨した聖地を訪れると

『高千穂パラドックス』の始りを予感させる。


『パラドックス』・・


解りやすく言えば『逆説』になるだろうか。


高千穂の各神社にはその土地の伝説が本殿の脇の壁に彫刻が施され、

その見事な彫刻を見たくて参拝をした後は必ず

神社の脇にどんな彫刻があるのか確認する程だ。


ある神社には閻魔大王が施されていて猛々しい雰囲気をかもし出している。


〜神社なのに閻魔大王?二上神社〜


〜槵觸(くしふる)神社は龍の彫刻〜


ちなみに高千穂神社の彫刻は『鬼八伝説』だ。

高千穂のあばれ鬼だった『鬼八(きはち)』をミケイリノミコトが

退治した様が描かれている。

そのミケイリノミコトの子孫が代々、この地を治めたと言う話だ。

そんな伝説を聞くと普通に考えれば『鬼=悪者』と思う所が、

『鬼=賢者』としての伝説も存在している。

実際に新年の高千穂神社の神事に奉納される品々を

ちゃんと、鬼八塚にもお供えする風習が残っている。


鬼八が暴れないように御霊を鎮めるため?

それとも実は重要な鍵を持っているから?

神仏混合の名残で閻魔大王?


などなど、

高千穂に居るとパラドックスに陥ってしまう・・笑。

この聖地は『普通』が通じないなのだ。


そして今回、まさに『高千穂パラドックス』に陥った出来事が

起きてしまった。



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